パチンコ日報

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端玉の取り込みは計数機カットと同類

健全化推進機構の検査項目に計数機カットがある。

裏ロムなど遊技機の性能を変えるような不正は営業許可取り消しの対象になるので、その類はなくなったが、残念ながら計数機カットは未だにある。

ウチコ軍団が何度か行くうちに、交換個数が少ないことに気付いたホールがある。計数機カットをしていることを疑った。普通は客にばれないようにある一定数を超えた玉数からカットするのだが、その店は制限なくやっていることが疑われた。

そこで5000円分買ってそのまま1250個を流したにも関わらず、計数機の表示は少なかった。

「おかしいことになっていますよね」というと対応に出た店長の一言が凄かった。

「お前らゴミに食わす飯はないんじゃ。早よ帰れ!」

軍団は「もうええわ」といってあっさり引き下がったが、今時こんなことをしているホールには業界のためにもさっさと退場してもらいたい。

計数機カットの話は前置きで、本題はここからだ。

都内のホールで景品交換したときに、端玉16発が出た。

このホールは10玉分の端玉景品しか取り揃えていないために、9玉分はそのまま取り込んでいたが、文句を言ってくる客はいなかったが、この客は「6玉分の景品も欲しい」と食い下がった。

6玉分(24円)は客のものだから要求することに問題はない。

対応に出た店長は「普段は取り揃えているのですが、今日は現場のミスで切らしてしまいました。申し訳ありません」とその場を取り繕おうとした。

「じゃ、他の客もそのままにしているのか」と追及の手を緩めなかった。

店長は内心「うるさい客が来た」と思った。

「マイホールは1玉まで景品で返している。警察にいうぞ」とエスカレートしてきた。

警察も被害届を出せば、動かざるを得ないが、今回のケースのように24円の被害で動くのも警察としても面倒くさい。

計数機カットも端玉の取り込みもやっていることは一緒で、犯罪である。

で、その後、店長は多目に景品を渡して、その場を収めたが、端玉は1玉まで返すのが今の常識。たしかに端玉景品は「いらない」という客は少なくない。

「いらない」といわれた端玉を0になるまで会計処理して、集めた端玉景品を養護施設などに寄付しているホールもある。

計数機カットにしろ、端玉の取り込みにしろ、何度もいうがコンプライアンスが守れないホールに風俗営業をやる資格はない。


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