パチンコ日報

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4円でしか打てない遊技機の開発は可能か?


パチンコ業界が全盛期の頃は、ホールが誇る集客力を複合施設の核にすることもあったが、今、その座に君臨するのが100均ショップだ。

複合施設では100均ショップのシャワー効果を狙って、1階よりも最上階へ持って行くケースが多い。デパートの催事が最上階で行われるのと同じだ。

100均ショップは何でも100円で買える。100均ショップをテナントとしていれているイオンモールでは、自社の文具売り場では例えばボールペンは100円よりも高いものを販売している。

「安い文具と高級な文具が共存できるのは、それぞれの需要があるから。ボールペンは書ければ何でもいいという人は、100均で済ませるが、ボールペンに拘る人はデザインや機能性などの優れた点に対価を支払う」(流通業界関係者)

これをパチンコ業界に置き換えた場合、1パチが100均で、4パチが高級文具になる。

「4円で使っていた中古が1円で使われる。ということは無理して4円で打たなくても、待っていれば1円で打てるようになる。パチンコ業界が4円の復活を望むのであれば、使い古しを1円に回すのではなく、高級文具のように4円でしか打てない魅力的な遊技機を開発する必要がある」(同)

流通業界の形態で言えば、1パチが100均ショップとすれば、4パチは東急ハンズやロフト、ということになる。

ダイソーが国内に2900店舗を構えるのに対して、東急ハンズは44店舗。この比率を見ても今の4パチ人口を彷彿とさせる。

4円でしか打てない魅力的な遊技機と言うのは、簡単だが開発するとなると至難の業だ。以前提案した、パチンコでもスロットでもパチロットでもない第三の遊技機がそれに該当する。

4円の稼働低下に伴い、ホールの経営負担となっているのが、人件費の高コスト体質だ。とあるホール企業は20年以上も前から、アルバイトの時給が1500円だった。アルバイトの時給だけでなく、正社員の初任給の高さも県内で1位、2位を争うほどで、それで優秀な人材を確保してきた側面がある。

トップがサラリーマン社長に交代してから、稼働低下が著しくなった。かつては稼働が落ちるとアケの指示をトップが出していたが、サラリーマン社長になってからは、粗利を優先するようになった。それだけではない。人件費の抑制を考えるようになったが、高給取りは居座るものだ。

4円の稼働が落ちるとすべての歯車が狂う、というものだ。



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