1パチをスタートさせただけでなく、1パチ等価も北海道は早かった。一物一価の徹底指導が入る以前から等価に走った。
そんな北海道のホールから悲鳴が聞こえてくる。
「1パチ導入が早かったこともありますが、北海道のホールの4円は壊滅状態です。どこも低貸しで、この状態では新基準機の入れ替えができないホールが多々あります。ただ北海道のホールの土地は自前なので家賃がかからないので生きながらえています。トドメは新基準機ですが、ホールを今後どう残すか全く読めない」(北海道ホール関係者)
JR北海道は全区間が赤字となっている。北海道の人口が札幌へ一極集中していることの弊害が周辺人口を押し下げ、鉄道利用者を減らし、赤字を生む原因にもなっている。赤字路線の周辺は企業も人口も減る。駅前で営業していた小型店舗がまず淘汰され、全国大手の進出で地元ホールは瀕死の状態が続いている。
「ウチは3店舗を運営していますが、資源を1店舗に集中させて、2店舗を閉める予定です。安い新基準機の中古が出回るまで、暫く休業する予定ですが、休業することによってお客さんがパチンコを打たなくなる習慣ができるのが怖い」(同)
では、休業中の店舗をどうするか? ホール関係者は考えた。
「休業中は土日に限り旧基準機でパチンコの無料開放で、パチンコの習慣づけをする。そんなことを考えているホールは結構あります」(同)
ところがここで立ちはだかるのが光熱費。
「北海道の冬場の暖房代はバカにならない。今は従業員のために暖房を入れているようなもの。だから無料開放しても光熱費がかかってしまいます」(同)
そこでひねり出したアイデアが旧基準機のままでゲームセンターに転用することだった。
「定額制パチンコにして遊んでもらう。釘は開け、設定も入れてパチンコ、スロットの醍醐味を感じてもらう。安い中古の新基準機が手当できたらパチンコ営業に戻す」(同)
前代未聞。これが法的に可能なのか? 人間困った時に知恵は生まれる。全国一人口減少が激しい北海道でホールが生き残る新たな方法が見つかれば、それはそれで1パチのように全国に伝播する。
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