パチンコ日報

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中小メーカーだからこそできる機械高騰化の歯止め

パチンコ業界が衰退して行っている理由、原因は数々あるが、その一つに遊技機価格の高騰が挙げられる。なぜ、そうなってしまったのか? 
やはり、メーカーの上場が大きい。筆者の持論は、パチンコ業界はメーカー、ホールを含め、風俗営業で縛られている限り、上場してはいけない産業だと思っている。

なぜなら、株主のために株価を上げるには、必要以上に利益を上げなければならないからだ。メーカーが売り上げを上げるためには、機種もたくさん開発して、それを売りさばかなければならない。

1機種より2機種、2機種より3機種、3機種より4機種、4機種より5機種…と上場メーカーをはじめ、非上場メーカーも開発競争に鎬を削る。

かつて、日電協は年間の開発機種に制限がかけられていた時代があったが、メーカーの上場と共に霧散していった。

パチンコ、パチスロともメーカー数も増え、各社が一斉にホールへ営業攻勢をかける。ホールは機歴販売のために必要以上に機械を買わされ、機械代の早期回収のために釘を閉め、ベタピン営業を続ける。

そんな営業をやっていたら客が離れるのは当たり前のこと。稼働が落ちて、売り上げが上がらなくなるとホールの体力も削がれ、機械の購買力が落ちたとみるや否や、メーカーは売り上げを維持するために値上げに踏み切る。そのままではホールから批判を食らうので、筐体をでかくして付加価値をつける。

「スロットのパチンコ化で液晶を搭載するようになって、映像開発のために開発コストが上がった。大型版権を使えば10億の開発コストもかかる。それが機械代に乗る。社員を食わせるためには非液晶搭載機を大手は出せない」(スロットメーカー関係者)

メーカーはパチンコ、スロット共に大手、中堅、中小とピラミッドのように階層が明確に分かれている。

安くて、ユーザーに受ける機械開発は中小メーカーに期待を託すしか、ないのかも知れない。

「業界に潰れて欲しくはないので、開発コストを下げて、リリースしたい。安い機械で皆をハッピーにしたい。うちの開発はスロットバカ集団。開発は全員自腹で打つ子しか採用していません。会社の経費で打ってはダメ。自分のカネがなくなる感覚が味わえない。自分のカネで打つことによって、負けてももう一回打ちたくなる機械が開発できるようになる」(同)

組織が小さいから安い機械でも会社を運営できる。

こういうメーカーが下の方から出てくることで、業界の流れも変わってくるのかも知れない。


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