パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

業界引退者が置き土産にする業績の上げ方ノウハウ

ハンドルネーム「ハンネも忘れた人」さんは、業界を引退することになったホール関係者。置き土産として自身の稼働の上げ方のノウハウを伝授する。

以下本文

久々に来ました。ハンネを何にしてたかも忘れてしまいました・・・。

このたびパチンコ業界を引退することになりまして、こちらを拝読することもなくなると、、、というか最近全く見ていなかったのですが・・・。データ整理していたらお気に入りの中に入っていて、最後にコメをしようかなと思います。

十数年間パチンコ業界で働き、それなりの役職と給与を頂き、満足していました。もう少し、働いていても良かったのですが、タイミングやきっかけが重なったのでこのたび起業することになりました。

なので最後にちょっと置き土産気分で運営や経営の助けになればという感謝の気持ちで、意見を書いてサヨナラしたいと思います。

大げさに言うと赴任した先のすべての店舗でどうやって僕が業績を上げ続けたかのノウハウですね。長くなるので大きく5つに分けます。

1つ目は店長と経営者が同じ立場で考え、情報を知り、行動する事。いわゆる共有です。

店舗単体で考えるのはもちろん大切ですが、会社全体のことも考えていかないと将来的プラスにならないってことです。
身近に言えば機械売却なのか二次利用三次利用を見越すのか、それを店長だけで決めていないかとかもそうですし、会社全体的に利益が毎月どれくらい出ているのかの推移を知ることも大切です。もちろんそのためには経営の数値的中身を上層部が公開してくれないと話になりません。人間は具体的な数字に対して敏感になります。数字があるからこそ明確な目標設定が出来るわけです。

例えば「ダイエットをしよう」と目標を立てても大体さぼります。でも「1か月で2キロ落とすために毎日体重計に乗ろう」と具体的に決めると成功率が上がります。ここで重要なのは期間と目標数値と行動です。

もちろん各店舗の予算、目標数値は存在していると思いますが、本当に自分の店だけでいいのでしょうか?会社全体が見えると、より数字に対して厳しくなり、例えば景品をもっと安く仕入れたり出来れば、利益が届かない店舗の分もカバーできるかもしれない・・・などの発想に転換していきます。

これは経営側も、店舗責任者側も双方が寄り合う必要があり、具体的な「数字」というものに対して取り組んでいこうって考えです。

2つ目
1が出来たら今度はスタッフです。いきなり下からじゃないです。必ず上からです。
スタッフに落とし込むのはもっと簡単な数字目標でいいのです。例えば1日1名会員を増やすという事でいいのです。誰しもがほんの少し頑張れば出来る、達成できる数字目標を設定してください。年間で365人増えます。
そして必ず、「ほめてください」

3つ目
上につながりますけど、役職者や経営者はもっとスタッフが頑張っていることを認めて褒めてあげる必要があると思います。お客様第一主義じゃないです。役職者や経営者は従業員が第一主義でいいと思います。現場の最前線で働いている人を大切にしてあげてください。そうするとおのずと現場最前線のスタッフはお客様第一になります。承認欲求を満たすことで、より良いサービスにつながります。おのずと店舗運営に興味を示します。その結果お客様からいろんな情報を聞き出してくれます

4つ目
聞き出した情報に全力で答える。
これは出来る、出来ないとは別です。
答えは無数にある場合がほとんどです。お客様が10求めていたものの1だけ答えられるならそれでいいのです。
その積み重ねが常連客につながります。
短期の結果ではなく、長期の結果に必ずつながります。
極論で言えば、30日の営業の1日だけ釘を開けまくれる日が作れるなら、その努力を最大限にすることです。大体が回らないとかの情報だと思うので・・・上の数字目標(月間予算設定)のシビアさにつながると思いますが・・・。

5つ目
パチンコ、スロットを好きでいてほしいです。
これは感情論ですかねw
僕は少なくともそうでした。
そもそもスロプから始まった業界でした。
いっそのこと仕事にしてしまおうと・・・。
もちろんマナーの無い人や常識が通じない人、普通に暮らしてたら絶対にかかわらない人たち、お客様も従業員もそうですが、めんどくさいなーって何度も思いました。でも、ギャンブルが好きなのかパチンコ、スロットが好きなのかわからないけど、同じ空間にいることってすごいことだと思いませんか?
そう考えると楽しかったです。

だから好きでした。パチンコもスロットもそこにいる人たちも!

こう考えると、パチンコ業界だからじゃなくてただの経営の話になってたかもしれないですけど、基本的には一緒ですからね!どんな業界だって、逆風が吹くときもあれば、追い風に乗れる時もあるんです。今が辛いなんて思ってても何もできないだけで、今をどうやって過ごすかが重要なわけです。

なんかあんまり、まとまりがないですが、働く人も遊ぶ人にとってもこれからの業界が楽しくなればと思います。


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定額パチンコのススメ

「今回の風営法改正が怖いホールはお客様との信頼関係ができていない証拠。ウチはむしろ規則改正を追い風として捉えています」と自信を持って答えるのは大手ホールのエリア長だ。

この大手は1円にシフトして久しい。1円客は出玉を追及するよりもその機械自体を楽しむお客さんが大半なので最高出玉が2400個から1500個に抑えられようが、4時間で10数万円勝てる期待値が、5万円以下になろうとも、もともとそういう客層ではないので、全く心配していない。

4円MAXが全盛期の時、粗利重視ホールがMAX機を競うかのように大量導入したが、そういうホールはMAX機がなくなって悲鳴を上げている。他社がMAX機を積極的に導入した時も、ギャンブル志向ではなかったために、MAX機ショックも味わっていない。

本来、パチンコホールがあるべき姿の大衆娯楽を提供してきた結果だろう。

「今にして思うことは先人たちが作り上げた40玉交換営業の素晴らしさです。やはり等価じゃない方が遊びやすい。一物一価を徹底された時、ほとんどのホールがスロットに交換率を合わせてしまいましが、あの時、パチンコに合わせていたらどうなっていたか、という反省も含めて検証はしています」(同)

ホールと客の信頼関係は一朝一夕にはできるものではない。パチンコ日報だって2005年にスタートして12年間、業界誌が絶対に取り上げないようなネタを毎日コツコツ更新し続けた結果が、業界からの支持につながっている。

冒頭の言葉は裏を返せば、お客様との信頼関係が出来上がっているので風営法改正は怖くない、という意味で、言葉にも重みがある。

信頼関係ができていないホールに残された猶予期間は残り3年5カ月。この間にギャンブルではなく、遊技を求める客層に切り替えていかなければならない。

そこで一つのアイデアがある。

風営法の関係でできるかどうかは、別として参考までに聞いてもらえば幸いだ。

遊技に戻る一つのアイデアとは定額遊技だ。生まれたのは食べ放題からの発想だ。食べ放題は定額、時間制で、その時間内ならいくら食べても定額だ。

これを応用したものが定額パチンコで、例えば、1万円払えば1時間遊び放題。時間内なら玉をジャンジャン追加してもらえる。問題は1時間で遊技を終了して、出玉をどうするか。定額遊技なので全部お客のものにはならず、出玉の半分が客のものになる、という方式だ。

1時間1万円は例としたもので、遊技に戻るなら1時間3000円の定額制が妥当かも知れない。これなら、わざわざ1円を打つ必要はない。必然的に4円が復活する。

ホールの一角に定額コーナーがあってもいいじゃないか。


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カジノが成功しなかった暁には換金にメス?

特定複合観光施設区域整備推進本部(IRカジノ)は内閣府に設けられている。8月1日から募集が開始されたIRカジノのパブリックコメントも内閣府が担当している。推進本部の長は内閣総理大臣を充てることになっているように、安倍首相が最高責任者でもある。

つまりIRカジノは観光立国の推進役としても、絶対に成功させなければならない国策でもある。

にもかかわらず、ギャンブル依存症対策は石橋をたたいて壊すぐらい慎重すぎて、最初から失敗するような施策を打ち出している。ま、カジノ反対派から批判が出ないためのポーズかも知れない。

加計学園の獣医学部新設計画を巡り、文科省が内閣府から「総理の意向」などと伝えられたとされる文書問題があったが、IRカジノ法案を作成する段階でパチンコをどうするか、という文章があるらしい。

それは、IRカジノがオープンして業績が思ったほど上がらなかった時に、パチンコをどうするか、という想定問題だ。

現在のところ、カジノ(ギャンブル)とパチンコ(遊技)を明確に線引きするために、パチンコを本来の遊技に戻そうとしている。そのために、パチンコ・パチスロの出玉性能を従来の3分の2に引き下げて、射幸性をそぎ落とそうとしている。

パチンコを遊技に戻しても、カジノの売り上げが予想以上に上がらなかった時は、パチンコ業界に対して二の矢を放すことを想定しているようだ。

それは業界が最も恐れている換金の禁止だ。換金ができなくなれば、パチンコ・パチスロファンの何割かはカジノへ流れるかも知れない。

「換金を禁止するというよりも、換金のための特殊景品を禁止することになりそうです。パチンコホールは換金所と経営は違うと言いながらも、市場性がない換金のためだけの特殊景品を提供していることにメスを入れるんじゃないでしょうか。換金のための特殊景品があるからギャンブルと見做されるわけで、パチンコホールで提供できるのは一般景品のみ。換金がなくなれば晴れて遊技となります。一般景品をリサイクルショップに売りに行くことはまったく問題がない。換金がなければ射幸性の高い遊技機をつくることも問題ない」(全国紙記者)

内閣府の中に国交省や財務省、経済産業省、警察庁などの職員で構成されたIR推進の特命チームがあるが、その部署がそんなことを検討しているようだ。

カジノが成功しなければ、パチンコ業界は目の敵にされる恐れがある、ということだ。パチンコ業界は遊技という立ち位置で、ギャンブルをしたい人たちの送客装置にならなければいけないということか。


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筐体の大型化は続行?

「管理遊技機になっても外枠は使えるので、筐体の大型化はこれからも進みますよ。全日遊連からの要望? 聞いたふりでしょうね」と話すのはメーカー関係者。

全日遊連の要望を受けて筐体の大型化に歯止めがかかったのかと思いきや、メーカーは協力する意思はなさそうだ。

年々筐体が重たくなるのは、役物を動かすためにはすべてモーターが使われているためである。さらに、例えば、剣。軽くするために素材を薄くすると差すときに折れたりする。剣を補強するために中に芯を入れる。こんなことの積み重ねで筐体はどんどん重たくなる。

役物に対してメーカーが求めるのは「何か新しいものはないか?」

この要望を受けて役物屋がどんどん派手なものを作ってくる。

試作品は最も見栄えがいいものをMAXの状態で作り上げてくる。そこから、コスト計算をしながら引き算して行く。

とあるメーカーでは最終審査は社長の試打が待ち受けている。それが時には深夜からスタートすることもある。試打では必ず平常営業の渋い釘にして、客の心理を推し量る。

細かい数字までチェックすると共にリーチの信頼度のすり合わせもその場で行われる。開発はその場で答えを出してロムを作る。

遊技機規則改正が官報で発表されたのは9月4日。正式発表を受けてメーカーは開発にかかることになる。

「現行の基準で作っても何も面白くない。4時間試験をクリアするのがしんどい。なにせ、振れ幅が狭いのがネックになっています。6段階設定にしても範囲が狭いので現実的ではない。上2つぐらいでいい。設定示唆はスロットでもやっているように、当然パチンコでもやる。そこは液晶演出になると思う。それで奇数か偶数かを示唆する」(同)

改めて付加される設定についてはあまり期待できないような様子ではある。

管理遊技機についてはこう話す。

「双方向通信はあり得ないと思っていたが、これが認められたことがビックリ。依存症対策が思わぬ神風となりました。ところで、管理遊技機は本体だけでログを取る。100発打ってインとアウトのログを全部取るのが管理遊技機。極論すればホールコンも不要になる。ブドウになったら機械はストップする。それは釘調整した証拠にもなる。従って、管理遊技機はベースメーターも不要になる」(同)

さて、今回は新基準機はどこが一番に出してくるのか? 最初に出すと内規が追い付いていないので、やったもの勝ちのところもあった。後から自主規制する、というのが日工組の歴史でもある。

大手は冒険せず、中小がこっそりと仕掛けてくる?


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パチンコはストレス変換できる娯楽

ハンドルネーム「高速通りすがり」さんが、趣味娯楽としてパチンコをする事について、持論を展開する。

以下本文

趣味娯楽は、日常ストレスを趣味娯楽によるストレスへ変換するものと考えてます。

趣味娯楽をする際の目的は人それぞれで、何をもってストレス軽減発散解消がされるのかは人それぞれです。
登山は登頂する事だけが目的ではありません。

パチンコも金額の勝ち負けを目的としてる人だけではありません。

大連荘させたい、優良台になりそうな台を予想してそれを打ち確かめたい、タバコが取れればいい、
ドヤりたい、寂しいから打つ、生活を賭ける、一時の運試し、演出をみたい、
負ける為に打つ、時間が潰せればいい、雰囲気を楽しみたい、トイレを借りたお礼・・・。

自分とは違う目的で打つ人がいるのは想像できますよね。

業界は大きく動いてます。換金問題は風適法の上で換金可能な遊戯であると解決し、
スペック規制で高額投資の低配当になって、喫煙問題でタバコが吸えなくなって、
依存症問題で通いつめが出来ないバランスになり、釘調整が不要で全ての台がフェアな状態になります。

けれども、何かしらの目的をもって遊戯する事が可能であり、それがどんな結果であろうとストレス変換が出来るのならば、
パチンコは趣味娯楽として成り立つので問題ないと思います。

趣味娯楽としてパチンコをする事はどうなのか?

これは他の趣味娯楽を同様に、パチンコをする人が、どのように嗜み、どう思われるかを知ることです。
パチンコは年齢制限があり、18歳以上の人が持つべきマナー礼儀作法を必要とするだけです。

台を叩く、蹴る、覗きこんで動いて気を散らす、頭を掻きまくる、まっすぐ椅子に座らない、
音量を最大にして打つ、オーバーモーションで打つ。タバコの煙を流す。トイレの使い方が汚い。

他の趣味娯楽ではマナー礼儀作法が悪いと思われる行為ですが、
パチンコは趣味娯楽として、これらの行為が目的でストレス変換をしてると判断されます。
現に、審判的な存在のお店の店員は、金銭の損失が無いのが確認できれば注意しません。
気にしない事。我慢する事。近寄らない事。打たない事。
そこまでがお客とお店が確立させたパチンコのマナー礼儀作法と言えるでしょう。

パチンコのマナー礼儀作法に肌が合うならば、趣味娯楽としてパチンコをする事は、良い選択であると思います。


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