コメント欄から現実的な声を拾ってみた(敬称略)
まず、依存症対策の前にパチンコ依存症の定義から始めないと物事は前に進まない。これをちゃんと指摘する意見もあった。
「依存症の数うんぬんより、パチンコの依存症がどんな定義か?って所から議論して欲しいですね。個人的には「今すぐ止めると言えない人」は全て依存症だと思ってます。しかしそれでは「趣味にケチつけんな」って人も多数出るでしょうし。そんな議論も無いままに依存症の対策しろって話が大間違いだと思います。政治家に無理矢理リングに乗せられたよう見えますよ」(横並)
「依存症かどうかの判断基準が、いろいろあってどうもわかりにくいですね。医療法人の依存性チェックとかありますが、金額とか聞く割には、使った金額は依存症の判断には使われない。明確な線引きが必要な気がします」(一般ゆーざー)
依存症にも個人差があるはずだ。依存症の定義の次はいよいよ各論に入って行く。貸し玉料金の上限を下げることで射幸性を落とすという意見から。
「店が客の予算を考えて調整する必要ないと思うけど(笑) 貸し玉料金上限で、全国一律1パチ5スロで規制すればいいと思う」(ヤマダ)
「2スロなら月に3万もいらない。たまに打ち散らかして結構負けたとしても、月トータルなら負けても1万いくか位でしょ」(無道)
貸し玉料金の上限を1パチ、5スロにしてしまう。あるいはさらに低く2スロ。実際低貸し専門店もあるが、これは抜本的に業界の高コスト体質の構造的改革が必要になる。機械代をはじめ、設備代にしても4パチ、20スロ営業を前提に決められた価格ともいえる。
次は各種制限について。
「出玉制限で3000枚7200玉規制になれば依存症予備軍は打ってられなくなり、それでも止めない依存症には入場制限をかける」(やれやれ)
「金額制限は取り入れたほうがいいと思いますね。投資が回収できる金額を上回っても、投資し続ける人はいますし。ついでに、時間帯ごとに上限が下がるようにしたらどうですかね? 夜9時以後は30分毎に投資金額上限マイナス5千とか。閉店30分前になっても現金投資する人がいたりしますし。いや、むしろ依存症対策で閉店30分前にはサンド使用禁止ぐらいしてもいい」(一般ゆーざー)
「競馬なんかと同じで、営業できる日数なんかを決めれば良いと思う。365日打てるから依存症とか借金とかになる訳で。パチンコは遊戯なんだから。週末しか営業出来なければ、そんなに借金する事もないだろう」(通りすがり)
「とにかくいつでもどこでも入れる敷居の低さが問題です。パチンコ屋も入場料とるなり地域一帯で週に二回くらい休むなりするべき」(スロ屋)
「換金所の小さな窓口が閉まっている時間帯を増やすとかやってみては?(地域で設定する)例えば平日は15時から換金可能、土日は今まで通りにするとか。糞釘でも打つ人 とにかく換金所で大金を貰いたいから来店時間が少なくなる。もう平日(特に午前中)は客飛びが激しいから影響は少ないかも。パチプロは等価でない限り閉店1時間前まで換金しないから関係ない。サラリーマンは平日の昼はパチ屋に来ないから関係ない。個人的には店より打つ方が悪いと思ますが、店が遊技代金(店が想定している1時間あたりの平均負け額)を公表していないのは絶対におかしいと思います。客を出玉の演出で騙す詐欺だと言いたいですね」(すら)
「今年から貯蓄玉の制限が始まって1日に使える数が決められた。もし依存性対策したいなら作るのに厳しい審査の会員カード作らせてカードが無いと遊戯出来ないようにロックをかけ1日の使用金額も今の貯蓄玉と同じ位の制限かけて過ぎたらロックとかすれば良いかもね」(なんかわからんが)
〆はこの意見で。
「依存症を甘く見過ぎです。社会生活を破綻させずに適度に付き合っていけないから依存症なのであり、それができたら依存症ではありません。アルコール依存症の人に適量飲酒を呼びかけてアルコール度数の低いお酒を勧めるようなものです。そんなことをしたら、せっかくアルコール断ちができていても、元のアルコール依存症に戻ってしまいます。本人のためにも社会のためにも、依存症と判断されたら生涯にわたって市場から退場いただくしかありません。依存症になる人を減らすためにギャンブル性を下げるのなら、必要なことと思います」(通りすがり)

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