パチンコ日報

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パチンコと居酒屋は完全禁煙で売り上げダウン必至


厚生労働省は受動喫煙を防止するために、東京オリンピックまでに屋内での完全禁煙を目論んでいる。タイムスケジュールとしては、東京オリンピックが開催される前年の2019年4月には法律を施行して、同年9月に開催されるラグビーのワールドカップに照準を当てている。

タバコを吸わない人からすれば、一刻も早く全面禁煙を実施して欲しいぐらいだが、喫煙者もウエルカムのパチンコホールはそういうわけには行かない。

厚労省は全面禁煙にしてもレストランやバーの売り上げには影響しない、とのデータを持っている。それでタバコはOKの居酒屋からの反論を封じ込めるつもりだ。確かに飲食店でも家族連れが多く利用するファミレスなどは、完全禁煙により売り上げがむしろ上がった、というデータはあるが、居酒屋はどうなんだろう? 

ワタミが完全禁煙の居酒屋「手づくり厨房」をオープンさせたのは2005年のことだった。当初は子供連れの家族が利用するなど好調で4店舗まで増やしたが、1年足らずで撤退した。

うまく行かなかった理由は宴会客が取れなかったことだ。例えば10人のグループでその中に3人でも喫煙者がいたら、選択肢から外れる。さらに、深夜帯が伸びなかった。この時間帯は特に喫煙者が多いので敬遠されてしまった。

和民に比べると売り上げは30%ダウンだった。

喫煙者比率が多いパチンコ業界も居酒屋同様他人事ではない。今でも完全禁煙のホールは全国に何店舗かある。一番積極的なのはダイナムだろう。「信頼の森」ブランドの店舗は、低貸し専門店で全面禁煙を貫いている。

2010年は25店舗だった信頼の森が、2011年には42店舗、2012年には44店舗と確実に完全禁煙店を増やして行った。ところがこの3年間は信頼の森は赤字だった。その後のデータが抜けているが、2016年は24店舗まで減っている。つまり、完全禁煙店舗は決して業績はよくないということだ。

ダイナム以外で完全禁煙を実施しているホールも同様の傾向は続いている。

「私の地区のパチ屋でまず初めに禁煙化した店舗は、それなりに設定も入りますし環境もいいのにも関わらず稼働率は他店と比べてかなり低いです。別の禁煙の店舗は新装開店1週間後の土曜日の昼の時点で稼働率は30%もないくらいでした。禁煙の店舗が嫌だからまだ喫煙可のところに行っているだけというようにも見えますが、本質はそこではなく、それだけパチンカーから禁煙店は避けられるという事です。今まで喫煙可だったからパチ屋へ行かなかったという人が、禁煙だから行こう!ってなりますか? たぶんほとんどならないでしょう。禁煙化はメリットばかりではありませんよ。大衆娯楽なんですし嗜好品はいいと思います。禁煙化はネットで話題の禁止項目が多すぎる公園のようですね」(パチンコユーザー)

厚労省はついでにパチンコホールで完全禁煙にしても売り上げに影響がない、というデータを提示してくれたらいいのだが、都合の悪いことはしない。

居酒屋も含め完全禁煙になったら、当初は多大な影響が出ることは想像に難くない。売り上げをカバーするためにはタバコを吸わない新規客を開拓するしかない。



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