5~6社の面接を受けたが、ことごとく不採用になった。最後に不採用になったメーカーに改めて理由を問い合わせてみた。
「頭がすでに固まっているでしょ。ウチは新しい発想が出る頭が柔軟な若い人じゃないと採用しません」との返事だった。
今までのキャリアを認めてくれるメーカーは1社もなかった。
アルバイトで食いつないだが、業界内の就職を諦めて、他業界へ。給料は安いが仕事は安定している。
メーカーに就職していれば一生安泰と思われた時代も今や昔。
こんな業界になってしまったことをハンドルネーム「通りすがったのよ」さんは、次のように指摘する。
以下本文
どこのパチンコ屋を覗いて見ても、1円パチンコは、最早主流派になりました。
少し昔、4円パチンコで2.5円換金が当たり前で、主力が250分の1程度の時短機だった頃と、今現在の1円パチンコの甘デジと呼ばれる種類のお金の出入りが同程度なのを考えると、当たり前と言うしかないと思います。
換金ギャップを自ら捨て等価に舵を切った時から、パチンコはすっかり娯楽からギャンブルになりましたよね。
今は娯楽として生き残れるか、ギャンブルとして衰退するかの瀬戸際だと思います。
パチンコを生き残れるようにするには、娯楽としての時間を提供できる環境作りが必要だと感じています。
メーカーは機械代金の高騰を抑え抱き合わせ販売はしない、ホールは必要ない入れ替えを控えその分を出玉に還元する、打ち手は等価に近い換金率を諦める。
それぞれの立場で痛みを分け合う構造が出来れば、パチンコはある意味文化としても生き残れる物だと思います。
自分は正直、県単位での換金率の規制や輪番店休の復活、メーカーが出せる機種数の制限(スロットの2号機のような)は必要だと感じます。
許可制の業界だからこそメーカーやホール、そしてユーザーの保護のための規制を、それぞれの立場で考えて作り上げても良いんじゃないかな。
サラ金は許可制業界が規制が厳しくなって、ずいぶんと無くなりました。グレーゾーンが無くなった事が多大な影響を与えた結果ですよね。
パチンコ業界もグレーゾーンを無くして行く事も考えていかないといけませんね。
建て前は別な会社でも、換金所の古物商法の厳守なんかは、すぐにでも黒判断される部分がありますから。
やるべき事は沢山ですが、業界維持の為の痛みだと思います。

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