パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンコ・スロットのLINEスタンプはNGだった

SNSの中でも日本では2011年にサービスを開始したLINEが大人気だ。仲間内でのやりとりは、メールではなく、LINEに取って代わられた感じすらする。その数は6000万人で、毎日利用しているアクティブユーザーは3400万人ともいわれている。

LINEユーザーが増えるのに伴い、スタンプも売れている。いちいち文字を打つことなく、スタンプでその時の気持ちを表現できるからだ。

スタンプは個人で制作しても販売できることから、スタンプの種類は増え続け今や登録されているスタンプは26万件以上にも及ぶ。

となれば、パチンコ業界でもスタンプを作ろうとするのは自然な流れだ。

「メーカーやホールでスタンプを作ろうとして申請したが、ことごとくNGになっているらしい」(週刊誌記者)

実際に、メーカーに確認したところ人気キャラクターを持っているメーカーはスタンプの申請を行い、ハネられていた。

そこで立ちはだかる壁がLINEのスタンプ審査ガイドラインだ。

モラル項目の中には、
3.1.犯罪を助長、または奨励するもの
3.2.暴力や子どもの虐待・児童ポルノを描くもの
3.3.肌の露出が多いもの
3.4.アルコールの過剰摂取や違法薬物、または未成年者によるアルコールやタバコの消費を奨励するもの
3.5.飲酒運転を助長するもの
3.6.違法な武器などの現実的な描写、またはその使用を奨励する恐れがあるもの
などと続き、

3.19.青少年の健全な育成を妨げるおそれのあるもの(例:パチンコ、競馬など)。

まるで風営法の条文のようだ。

ちなみに、風営法の目的、第一条に次のように記されている。

この法律は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、風俗営業及び性風俗関連特殊営業等について、営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする。

つまり風俗営業に属する業種はダメということなる。

実際にパチンコ業界から申請してNGになったものは、玉をモチーフにしたものや、「777」「ラッキー」などパチンコやギャンブルを連想させる絵柄や文言だけではなく、パチンコ機で使われているキャラクターも当然のことながらハネられる。

では、なぜ、パチンコのスタンプがNGになったのか?

LINEといえば未成年者が犯罪を起こすたびに、LINEを使っていたことがネガティブに報道されてきた時代背景がある。そのために、青少年の健全な育成を妨げるおそれのあるものを厳しく規制しているのかと思い、直接LINE本社に問い合わせてみた。

「スタンプ審査ガイドラインの内容に関しましては、ガイドラインページで記載している内容以上については、言及を控えさせて頂いておりますため、個別のキャラクターについてもコメントをすることが出来かねます。また、個別のスタンプに関する審査状況についてもコメントを控えさせて頂いております」(マーケティングコミュニケーション室 / PRチーム)

そんな状況下でチャレンジを繰り返し、やっとOKが出たのが、ベラジオコーポレーションが展開するゆるキャラ「えがおん」だ。5月1日からスタンプを販売している。

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「サポートしているFC大阪の試合では、毎試合えがおんが登場していますし、サッカーは青少年の健全育成にもつながります。そうした実績を見てもらったことがOKにつながったのではないでしょうか」(中の人)

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このゆるキャラにはパチンコを連想させるものはない。ホール企業のスタンプとすれば業界初ということになるのか?


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本日開店休業?

東京・有楽町のTUCでドルやユーロの両替と共に、デパート商品券の買取を始めている、という記事を読んだ複数の業界人が早速試してみたが、惨憺たる結果だった。

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まず、デパート商品券。商品券を持ち込んで買い取ってもらおうとした。

店頭には買取の看板が2つも大きく掲げられているにも関わらず、返って来た答えはこうだ。

「ここでは分からない」

一瞬、耳を疑った。あの看板を中の人は見たことがないとでもいうのか?

別の業界人がデパート商品券のことで「何%で買い取ってくれるの?」と聞いたが、やはり同じ答えが返ってきた。

また、別の業界人が手元にあった28ドルを持って両替に行った。

「これは両替できるの?」と聞いても、無言で指さすだけ。

「レートは教えてもらえるの?」と聞くと今度は上の方を指さすだけ。

暫くすると、レートの表示板にスイッチが入って、ようやくレートが表示された。

TUCは全面ガラス張りなので、中の人が丸見えだ。互いの顔が見えているのに応対は最悪だ。気分を害して両替しないで帰った。

問題はいくつかある。

TUCの建物の構造上、中の人の声はほとんど聞こえない。景品とおカネを受け渡すスライド式の引き出しがあるが、閉じた状態では密閉状態なので、会話そのものができにくい構造になっている。こんな状態だから中の人は指さし状態になるが、決していい印象は受けない。

ただ単に特殊景品の交換をするだけなら、客との会話も必要とせず、客も正確におカネを受け渡してもらえばいいわけだが、外貨の両替とデパート商品券の買取を新たな業務として始めているとなると話は別問題だ。

外貨の交換レートの表示板は普段はスイッチが入っておらず、真っ暗。デパート商品券の買取に至っては「ここでは分からない」では、まったくやる気が感じられない。看板を掲げていること自体に首をかしげたくなる。

「言葉のやり取りができないから、中から『ありがとうございました』の言葉も出て来ない。新たな業務を増やすのであれば、最低限、インターホンでお客さんとの会話ができないと成り立たない」(ホールオーナー)

雑踏で外がざわついている駅の窓口ではインターホンを設置しているように、会話ができない構造自体に問題がある。

換金所の新たな将来像として期待していたのに、実態がかけ離れていたが、構造の問題さえ解決すれば、換金所の中から「ありがとうございました」との声が聞こえるようになれば、また、イメージが明るくなる、というものだ。


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ホールを狙う魔の手

風営法の厳罰化で不正遊技機が発覚したら、営業許可取り消しになることから、カバン屋が姿を消して久しい。それだけホールもリスクを負うようなことはしなくなった、ということである。

経営者には従業員やその家族の生活を守る責任がある以上、不正に手を染めるようなオーナーは淘汰されていった、ともいえる。

カバン屋は絶滅したが、業界の業績が右肩下がりになる中、新たな魔の手がホールを狙っている。

それは出入りの販社の紹介だった。

最初からいかがわしい話だったので、本気で相手にする気はなかったが、話だけでも聞こうと会うことにした。どんな話をするのか、録音することも忘れなかった。

「コンピュータで売り上げをカットしたり、出玉のアウトもセーフも自在にできる、ということなんですよ。うちはそんな不正に手を染める気は毛頭ありません。インチキに引っかかり、大金を巻き上げられることもあるので、注意喚起を促すためにもこの話を記事にして欲しい」(ホール常務)

営業に来たホールは500台規模だった。

コンピュータを替え、改造するだけで総額7000万円、ということだった。

「この営業マンの殺し文句が凄かった。誰もが知っている有名なホールの名前を挙げていましたからね」(同)

ここでは、実名は書けないが、聞いたホール名は、地方のホールながら業界誌でもよく取り上げられているホール企業なので、業界人なら誰もが知っているほど知名度は相当高い。

それが、ホールを安心させるための営業トークマニュアルなのかも知れないが、当該ホールが知らないところで、そんなことに名前を使われているのだから、えらい迷惑な話だ。

売り上げが上がっている時期なら需要はあるかもしれないが、元々売り上げが下がっている現状で、売り上げをカットするコンピュータの需要があるのか、と思ったりする。

ということは、業界が厳しい時でも売り上げを確保しているホールが対象になる。500台で7000万円も結構な金額だ。

いずれにしても、この手の営業には絶対に乗っからないこと。

万一、インチキなものを売りつけられても、ホールは警察へ訴えることができない。

「こういう営業に引っかかるホールは今時ないと思いますが、くれぐれも注意してください」(同)

組合にも情報を流して警戒を促すそうだ。


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撤去されるMAX機が闇スロ屋へ流れるのを業界は阻止!

ことしの12月一杯でMAX機が市場から消える。一部ホールの中には「撤去しない」と意地を張るところも出て来そうだが、その試金石がとなる1次、2次撤去リスト機は8月末までだが、9月に入ればその問題もクローズアップされることとなる。

さて、MAX機の中でも未だに人気を誇るのは牙狼だが、12月一杯でMAX牙狼が市場から消えることで、牙狼ロスが出てくるのを見込んで、不穏な動きがある。

「インチキポーカーゲーム機を作っていた連中が、牙狼の盤面だけを使って、玉を使わない裏モノを作っています。その試作機も完成しています。スタートがクレジットになっている。いわば、テーブルゲームのデスクトップパソコンタイプのようなものですね。もちろん、闇スロで使うためのものです」と話すのは闇スロ屋にも潜入取材している風俗ライター。

小池百合子新都知事は、ことし11月7日からの築地市場の豊洲移転延期の方針を固めた。選挙公約では「立ち止まって、立ち止まり続ける」としていた。その一方で、移転延期によって、4年後の東京オリンピックのメインスタジアムと晴海ふ頭の選手村を結ぶ取り付け道路の工事が、大会に間に合わなくなる問題が浮上している。築地市場が移転した後で、道路工事に着工することになっていた。日程を逆算すると、そのタイムリミットが11月7日でもあった。

東京オリンピックといえば、風俗・歓楽街の浄化作戦も併せて小池知事は指揮を執ることにもなる。闇カジノ、闇スロの取締も強化されるものと思われる。

「彼らは短期で稼ぐことしか考えていません。MAX機がなくなるということは、MAX機の客が路頭に迷うことになる。牙狼の裏モノが打てるとなれば、MAX客が飛びつくぐらいにしか考えていません。牙狼を打っている客はガンガンおカネを使いますからね。闇スロ屋にすれば、稼ぎ時と思っていますよ」(同)

パチンコ業界にすれば、4号機が裏スロに流れてしまったことは、回収と廃棄システムが完璧でなかったことを露呈した。大いに反省しなければならないことだが、MAX機が再び裏の世界へ流れるようでは、警察からの信頼は失墜する。ま、今でもないのだが。

かつて、大阪府警が闇スロ店の摘発に乗り出した時、撤去された4号機の実態調査を大遊協に求めた。その依頼は販社の組合が実働部隊となって調査に乗り出した。これ以上、違法賭博に使われないためにも、撤去された4号機を速やかに処理することが求められた。

関西エリアの倉庫を調べた結果、撤去された4号機が4000台近く倉庫で眠っていた。すぐにそれを適正処理しようにも所有権はホールにあるので、勝手に処分できない。 加えて、スロット機は処理するのに台当たり1400~1500円はかかる。これに運送代がプラスされる。膨大な量に莫大な処理費用。ホール側にすれば経費のかかることは極力避けたい。かといって、このまま放置しておくことはできない。最大のネックはこの処理費をどこが負担するか、ということだった。

運送組合の理事長に掛け合い、コストのかからない回収を依頼した。ホール側に対しては大遊協の広報誌を通じて、速やかな処理を啓蒙した。一番コストがかかる中間処理業者の社長とは「今回だけは一肌脱いで欲しい」とひざを付き合わせた。処理業者の社長は「パチンコ業界で随分世話にもなった。業界のためになるのなら恩返しもしたい」と二つ返事で引き受けてくれた。

処理業者の全面協力を受け、適正処理が大きく前進する。倉庫に眠っていた4000台あまりの4号機を半年間で適正処理することに成功した。

ここはメーカー責任と全商協の責任の元に1台の漏れがないように回収・廃棄を完遂しなければならない。



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40玉交換の未来が見えてきた

壊れたレコードの様に日報では40玉交換を唱え続けている。細かいことは端折っているのでその都度、批判の嵐だ。

しかし、警察庁が求める射幸性を抑制するのなら、その流れになるのが自然な成り行きである。

「40玉交換で打ってくれる客って今のホールにどのくらいいるんだろ。他所が高いレートのままなら普通に客飛びますね。40玉交換にする事で客層がどう変化するか、そこを検証しないと何も始まらない」(ダイス)という指摘があるが、ごもっともだ。

等価・高価に慣れきっている現在残っているユーザーに、いきなり40玉交換にしたら受け入れられるはずもない。ましてや、交換率がバラバラであれば、どうしても換金率がいいところへ流れてしまう。その対策のためにも全国統一が大原則となる。昔は自主規制でそれを守っていたのだから、やれないこともない。

「ここは業界2トップのマルハンとダイナムが手を組んでドラスティックに40玉交換に変更しちゃうくらいじゃないとこの業界もう駄目なんじゃないかな。素っ頓狂な事言ってる様だけど手遅れになる前に・・・」(宗ちゃんパチ歴37年)

さて、なぜ、40玉交換かというと16割分岐で玉がジャンジャン出せる営業が可能になるからだが、ユーザーは諦めにも似た反応しかない。

「40玉にしたら最初は出してもすぐに等価の釘近くに戻るでしょうね。東京が非等価になってしばらくたちますが、最初はある程度回って『おっ?』と思ったが、今や等価釘に戻ってますよ。おかげで大好きなビッグドリームがどんどんシブく感じる」(とおりすがり)

「また40玉にすれば玉が出せる理論ですか。台所事情がヤバイ店が低換金営業して玉を出すと思いますか?自分ならこれ幸いと粗利を取って負債を減らして店を畳む準備しますよ。経営が順調な店はわざわざ40玉にする必要はないですし、全国一斉に40玉営業しましょうってのは潰れかけの店を喜ばすだけのデノミにしかならないんじゃないでしょうか。まずはボッタ店や現状立ちいかないようなホールが無くなってから業界全体を盛り上げるべきでしょう、今でもホールの数が多すぎです」(DNT)

それについては、優良店を選べとしかいいようがない。ボッタ釘と批判する店へ行かなければ済むことで、そういう店はこの際、業界から退場してもらえばいい。

一物一価の壁も立ちはだかる。
「一物一価が、なければ30玉交換以下にしたい」(むむちゃん)

スロットも8枚交換となると一般的なAタイプでは全6でも店が黒字になってしまうこともある。16割~20割営業ということにも対応した機械作りが今後必要となってくる。

4パチ、20スロを主流に戻すためにも40玉交換は必須となるがそのためには低貸しを全面廃止するとの過激な意見もある。

「とにかく低貸しを止めてレートを4パチ20スロに統一して、低貸ししか打てない客は全員切り捨てる事が最重要課題だと思います。現在のパチンコホールは低貸しの客を遊ばせる為の新機種購入代金を、4パチ20スロの客が支払うような図式になってしまっている状態で、新機種を購入すると、4円コーナーでガチガチに釘を締めた状態で機械代金を回収した後に、低貸しコーナーに移動して客に遊ばせるような経営方針が多いように思いますが、これでは一般客は真面目に4円コーナーで打つのが馬鹿らしくなってしまい、結果として低貸しコーナーに移動する客の流出に歯止めが効かなくなっているのですから、売り上げを回復して4円パチンコの遊技人口を増加させるためには、まず最初に低貸しコーナーの全面廃止を業界団体が一団となって行うべきだと思います」(イケロン)

最後はMAX機なき後の業界ヒント意見で〆てみたい。

「40玉交換のデメリットは最低出玉数だ。800発や1,000発では投資した金額まではカバーできない。多くの人達は最低でも3,000発の出玉がないと換金はしないだろう。なので、必然的に出玉は打ち込んで終わりのパターンが多いと思う。 しかし・・・ 一回の当たりで4,500発だったらどうだろう?等価交換なら18,000円、40玉交換でも11,000円。これなら4円パチンコでも打てるし、もっと言えば4円でしか勝負できない機械になるだろう。こんな機械が認可を取れればスーパーコンビも取れそうな気がするのは私だけだろうか?MAX機撤去後は一発台が復活するかも?CR天下一閃(2回セットで4,500発)がリリースされる。(10月3日)確率変動ナシ、ラウンド振り分けナシ、液晶演出ナシ、ド派手なギミックナシ」(座高一)

日報が提唱してきた液晶や派手なギミック、確変のない機械も登場して来る。なにやら40玉交換の将来も見えてきた。



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