パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

日報パチスロ実践レポート

日報パチスロはすでに実戦配備されていた。実際に打った人のレポートが寄せられた。

以下本文

いよいよ日報パチスロを実践する。
そこは関東の新興住宅地の駅に隣接するホールだった。名古屋から車で約5時間、ようやく2週間前デモ機で試打した経験を生かすその時が来た。

10:20分過ぎに到着、ホール内中央の一番いい場所に“日報パチスロ”がド~ンと10台あった。

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見た目は20年ぐらい前のようなレトロ感満載の風貌、液昌も可動物もない“ザ・スロット”という出で立ちである。10台中3台の空き台があり、前日データでビッグ49回出ている角台の右隣の台に鎮座。

幸いナンバーランプのデータからまだ誰も打っていない。
閉店までぶん回し、昨日のデータにある49回を超えてみせようではないか。

まず、投入6,000円でRBさらに追い金2000円でBBに入り、そこからの履歴は下に示す。

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結論から言うと、“セブン”が軽く揃えることができる! パチスロはこうでなくてはならない。

47回ビッグボーナスを当てたという醍醐味は通常パチスロAタイプでは、TY(配当枚数)が大きい分確率(1/250程度)も低く、一度深いスランプに入ると1,000G以上入ることも頻繁にあるので、なかなかこの感触を味わうことができない。

今回の日報パチスロはBB約220枚ということから、設定1でも1/198以上の確率がある。
その分、深いスランプでも400~500ゲームでBB又はRBが当たるというような体感だ。

そして、隣の台のお客が1500ゲームのRTに入っていた、その間BB8回、RB6回引いて3箱(約2000枚)ほどワンチャンスで出していた。

やはり、1万枚2万枚の大量出玉も魅力だが、自分にはこういう1千枚2千枚でもチャンスが多く、ボーナスが近いというような“日報パチスロ”のスペックが合っているように思う。

今、特に20スロにおいては、投資金額もそうですが機械のスペックそのものが博打というような仕様である。
5万、10万持ってなければハッキリいって打てない。

こいう日報パチスロのような台であれば1万円あれば勝負ができる。

パチンコにおいてもスペックが辛く大量出玉の確変デジパチ一辺倒では、これ以上お客は増えることはないだろう。 

先日の記事にもあった3段役物パチンコのアイデアも日報パチスロでなく“日報パチンコ”として製品化して頂きたいものだ。

少し少しではあるが、ライトユーザーがホールに足しを運びたくなるような遊技台のバリエーションを増やしていくことが、遊技客のためにもすごく大事なことではないか、話や構想ばかりでなくその具体的な一つとして、“日報パチスロ”の登場ではないかと痛感した。




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釘調整不要の機械は出てくる?

「メーカーとホールがwin winの関係だったのは今から15年ほど前に遡る。メーカーにとってもいい時代で言い値で買ってくれたし、ろくでもない機械も買ってくれた。遊技機価格を上げるのも楽だった。今でもほぼ完売するので楽といえば楽。売れる価格で売るのが商売。部品メーカーに値下げ交渉して利益が出るようにしているが、いずれ曲がり角に来る」と話すのはパチンコメーカーの関係者。

パチンコメーカーは全てを自前で作る時代はすでに終わっている。アップルの製造方式のように部品は様々な下請け企業に任せ、最終の組み立てを行っているようなものだが、各社の工場の稼働率を考えると、いずれは工場も共同で運営する時代が来ることを予想している。

工場の共同運営ということは、パチンコ全体の販売台数が落ち込んでくることを意味している。

「ホールは台がないと商売できない。新台を買ってくれる上位ホールは読めるので、台数も読める。4円で稼働がつかなくても1円で使うと稼働が上がるというのは粗利の取り過ぎ。4円でも回せば客は付く。組合はバカだ。機械代を40万円以上に上げないとの声明文を出すのではなく、19万8000円の機械を出すように声明文を出すべきだった。この値段だとすぐに回収できるので、精神的にも楽になったはず。今となっては手遅れのガンを手術するようなもの」

社内には将来の店舗予測グラフが貼りだされている。

「MAX機は寿命が短いが新台が出るとすぐに飛びついてくれた。それはMAX機ファンがいたからだが、1/320は受け皿にはなっていない」というようにMAXの受け皿がなければ販売台数は伸びることもない。MAXに代わるものが出ないことには、店舗数も減少するしかない。

日報で提唱する40玉交換についてはこんな意見を持つ。

「将来的に40玉になることはない。今の釘問題で40玉交換の釘は作れないから。等価交換仕様で40玉のゲージを作るのは危険性を伴う。40玉にするには相当曲げなければいけない」

ここからが一番肝心な話だ。メーカーは釘調整を必要としていない機械の開発を行っているのか?ということだが、複数のメーカーが考えているのが風車研究だった。

全体の釘を減らし、風車とワープの振り分けで、ホールの釘調整の不安を解消できるものを考えているようだ。

最低限残った釘に対しても、何度以内という明確な基準を日工組側が警察庁に働きかけ、認めてもらうことで、一件落着となる?


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タバコを吸わない7割以上は賛成する?屋内全面禁煙

9月2日の東京都知事の定例記者会見の場で、小池知事は記者から「大阪の吉村市長がシンガポールのカジノ視察に行っているが、カジノへ視察に行く予定があるのか」とカジノ誘致に関する質問に対して次のように答えた。

小池会見9.2

「海外のカジノ視察は全く考えていない。IRはカジノだけではない。カジノが真っ先に語られることで、教育的な問題や中毒の問題など社会的問題の議論が起きて思考停止になるので、IRに変えたのだと思う。私自身はエンターテインメントをそっくり考えたIRには積極的だが、カジノだけ持ち出すと、国内が二分される議論はプラスにはならないと考えている」

小池知事の考え方はカジノ単体では反対だが、IRなら東京にさらなる魅力を作るためには賛成という考え方だ。舛添前都知事がIRカジノにも反対していたのとは対照的だ。

東京では小池知事によって東京オリンピック利権が炙り出されようとしているが、当然IRカジノにも利権がある。それでいてIRカジノに積極的に賛成する、ということは何やら矛盾さえ感じる。むしろ、小池都知事のクリーンなイメージに傷が付くように思われるので、IRとはいえカジノ賛成派だということは意外だ。もっとも東京オリンピックといっても高々2~3週間のことで、その後の東京をどうするかが重要な課題ではある。

「IRを推進している企業の息がかかっている以上、あの場ではああ答えるしかない。政界の渡り鳥なので、本心は分からない」(自民党関係者)

都内のホール関係者は小池知事時代を次のように憂う。

「カジノができれば、ホールでMAX機を打っていたような客層がカジノへ流れることが考えられる。しかも、海外のカジノは飲み物も無料と来ている。影響は限られているかも知れないが、カジノができることは脅威だ」

カジノの影響は限定的でも、次の問題は東京オリンピックで都内のホールが対象になってしまう。

それはホールの全面禁煙化だ。

タバコのないオリンピックを目指す国際オリンピック委員会(IOC)は、大勢の人が集まる屋内施設での全面禁煙を求めているからだ。この要請を受けて2010年以降にオリンピックを開催したカナダ、イギリス、ロシア、ブラジルは、いずれも罰則つきで屋内全面禁煙を法制化している。

IOCからの要請を受ければ厚生労働省も黙ってはいない。同省の研究班はことし5月、「受動喫煙」による死亡者が、年間1万5000人にのぼると発表している。

厚労省健康局健康課の吉見逸郎・タバコ対策専門官は「科学的にタバコの害ははっきりしている」として、「東京オリンピックまでに屋内全面禁煙を目指す」と明言している。

環境大臣経験者の小池知事も屋内全面禁煙は賛成することだろう。

ほとんどの施設が館内禁煙だが、今や大勢の人が集まるところでタバコが吸えるのはパチンコホールと居酒屋ぐらいだ。喫煙者は大手を振って吸えるのが、パチンコホールだけ、というアドバンテージも、アドバンテージでなくなる時代が来る。世の中、タバコを吸わない人の方が7割以上なのだから、パチンコホールは禁煙にしないことで、逆に客を取りこぼしている。

「全面禁煙にしたら、絶対お客さんは減る」(ホール関係者)という考え方が支配している。

それに対しては喫煙ルームを設けることで対処できるはずだ。

パチンコホールが全面禁煙化になるいいチャンスでもある。


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アナログ役モノ機の可能性 その2

液晶一辺倒という業界からの批判を考慮したのか、平和の人気シリーズ黄門ちゃまが「CRドラム黄門ちゃま またまたゴチでやんす」との機種名が示す通り、ドラムで帰って来た。

ドラムといえばSANKYOだが、本家のお株を奪うような多彩なドラムアクションが話題になっている。ドラムは液晶に比べれば、動きがどうしても単調になってしまいがちだが、リーチ演出で家紋パネルを組み合わせるなどの工夫をしている。ドラムもパネルもアナログで、アナログ役物好きの平和らしさが伺える。

さらに、大一の「CR天下一閃」、A-gonの「CR天空の王求物語」とアナログ役物機の登場は、脱液晶の試みとして、成功してくれることを願いたい。アナログ機がヒットしてこそ、脱液晶にも弾みがつくところだが、ホールが買って、お客さんも打って楽しめることが前提条件となる。

液晶一辺倒になる理由の一つに保通協の試験がある。液晶ならプログラムの試験が中心となるが、アナログ役物は一筋縄では行かない。液晶デジタル以上に開発に労力を費やす。そういう意味でも大一の「CR天下一閃」は「よく、保通協を通ったなと思う。一歩間違えると検定取り消しになる可能性がある」と同業他社も感心するほどだ。

アナログ回帰はまだまだ小さい動きだが、これが成功することで大きなうねりとなる。

ドラム、クルーン、そして日報が提唱する円盤とアナログ役物をデジタルと組み合わせるだけでも、また違ったものが出来る。

液晶のいいところも残しつつ、最後の抽選部分だけでもアナログにすることだ。つまり、今のパチンコでいえば、当たりが確定したところで、最後の確変の抽選をアナログで見せる、というのはどうだ。

その他ラウンド振り分けもアナログにして、可視化する。

そこで登場するのは例の円盤だ。
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最後の抽選をアナログにすると、クルーンのような機構ではドツキが横行することになるが、ここは発想を転換させてドツキもゲームの一環として取り込んでしまうことだ。今や標準装備となり、巨大化する一方のボタンのような意味あいで、どつかれても一切問題なしにしてしまえば、ゴト対策に腐心することもなくなる。

最後の確変抽選やラウンド振り分けをアナログ抽選で見せるとして、ホールはいくらぐらいなら買うのか?

「20万円は切って欲しい。15万円なら買う」(ホール関係者)

極々一部の声だが、大手メーカーはそんな要望に応えることは期待薄だが、それをやるメーカーが今後のパチンコ業界をリードして行くのかも知れない。


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連チャンの刺激がなくなったら…

50代半ばのAさんはパチンコ歴は約35年。この間、スロットは目も触れパチンコ一筋に打ち続けている。

スロットを打たないのはこんな理由からだ。

「4号機の時若い兄ちゃんがデータ取って稼いでいた。スロットは設定を読まなければならない。カチカチさせながら、研究したら勝てる。そういう意味ではスロットは不公平な遊びだ。楽して遊びたいからパチンコしかしない」

50代半ばといえば立派な中年。両親も現役のパチンカーで自転車でホールに通っている。パチンコはお年寄りがたくさんやっているから、自然とパチンココーナーへ流れる。

「遊技というのはボタンを押したり、ハンドルを操作することであり、頭の差は遊技とは言えない」というのがAさんの持論だ。Aさんのようなお客さんばかりだと業界としてもありがたいのだが、頭の差で勝率が上がることがプロを育むことにもなった。

ま、賭博の様に偶然性だけに任せるものではなく、遊技である以上技術介入は認められており、致し方ないことである。

Aさんのお父さんは元公務員。几帳面な性格でこれまでの収支を付けている。お父さんもスロットはあまり打たない方だが、収支ではスロットでは一度も勝っていなかった。

4円を打っていた時代は勝ち負けに一喜一憂したその時の心情も綴られていた。今は1円専門で気にならない程度の負けだ。

「1円は精神状態が落ち着く。5スロにも挑戦したが面白くない」(お父さん)

面白くない理由はこうだ。

「(スロットは)出るスピードが遅い。1パチでも連チャンすると玉がどんどん増えるのが快感。婆さんもチマチマ出るのは嫌いだから甘デジなんか絶対打たない」(お父さん)

1パチで両親が打っているのはMAX機である。

パチンコ玉で打つスロット=パチロットがイマイチ普及しなかったのは、パチンコを打っている人からすれば、スピーディーさに欠けていたことが挙げられる。

長年パチンコを打っているお年寄りも求めているのはギャンブル性である。MAX機が市場から完全に消える来年以降は、最後の牙城であるお年寄りがパチンコから足を洗ってしまうのではないかと懸念される。

現役パチンコユーザーがちょいパチに嵌らないのは、リーチが短くサクサク当たれども、出玉が少なく、すぐに飲み込まれてしまい、消化不良しか起こさないためである。パチンコ初心者でもこんな機械は面白いとは思わない。

ま、メーカーも1/320でMAX機に匹敵するような機種を出してくるものと思われる。



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