今さら感はあるが、大分県別府市の生活保護問題で、改めて生活保護費でパチンコを打つことの是非論が巻き起こったからだ。
3月22日付の産経新聞に至っては「パチンコで浪費 国は黙認」ときたものだ。

別府市は25年以上前から職員が付き1回、市内のパチンコ店や競輪場を巡回して、生活保護費の受給者を発見した場合は、文書で指導したり、それでも従わない場合は、支給を停止させてきた。
これに対して待ったをかけたのが厚労省だった。 生活保護法ではパチンコなどを直接禁止する規定がない、というのが理由で、支給停止は不適切との見解を別府市に示した。
一方の別府市民は、8割が市の停止措置を支持。「自分の収めた税金が、他人が遊ぶために消えるのは、不適当だ。こんなバカな話はない」と憤りの声が蔓延している。
評論家の岡田斗司夫氏もこの問題をニコ生でアンケートを取り、持論を展開している。
それによると、ギャンブルをやってる人に生活保護は不要?という設問に対し、「払う必要はない」が54.7%、「かもしれない」が25.5%、「いや、違う」が20.1%、と、やはり8割が不要と答えている。
それを踏まえて、岡田氏は次のような見解を示した。
「受給額というか、例えば、生活保護をチケット化して、それを食料のクーポンにしか使えないとかさ。あとは、家賃とかそういうふうなものにしか使えないとか、いろんなやり方あると思うよ。 でも、そういうふうな仕組みを多くすればするほど、それによって不当な利益を得ようとする人がいるから、これは現金で渡すのが一番いいと思う。その結果、その人がギャンブルに使おうが酒に使おうが、かまわないんじゃないかなというのが正直な僕の感想だよね。 それの使い方までを制限しちゃうと、システムが複雑になって。結局、酒で身を持ち崩す人よりも、それを利用し利益を得て、迷惑を受ける人の数のほうが多くなっちゃう。というのが俺の直感的な考えなので、できるだけこういう税制とか生活保護というのはシンプルにするのがいいと思います」
生活保護費を自由に使ってもいい、というのは2割の少数派の意見となっている分、パチンコのイメージは悪い。 これに依存症問題、検定機とは異なるパチンコ機問題なども加わり、いいイメージの欠片もない。
こんな状況で新卒者が就職したい業界、と思うはずもない。
業界のイメージアップのために社会貢献活動を行っている団体、各企業もある。やらないよりやったことに越したことはないが、それに加えて、イメージを悪くしているこれらの問題を業界自らの手で地道に解決して、取り除いていくしかない。
それだけではない。 今残っているユーザーからも見放されないようにしなければならない。
以下の本文のような気持ちにさせていることが、大きな問題だ。 保育園落ちた日本死ねのパチンコ版がネットに登場している。
「パチンコ負けたパチ屋死ね!!!」
何なんだよパチ屋。 お客様の笑顔の為にチャレンジしてるんじゃねーのかよ。
昨日で今月の収支マイナス20万突破したわ。 どうすんだよ私お刺身食べれねーじゃねーか。
毎日パチンコ屋行ってたまに勝ってそれ以上負けてやるって思ってるのにやりすぎじゃねーか?
何が遊べる5号機だよクソ。何が甘デジだよクソ。
新台だから打ったはいいけどボーダーくらい回すのはほぼ無理だからwで設置してて打つやつなんかいねーよ。
交換所強盗や釘叩くの禁止とかどうでもいいから少しは回せよ設定使えよ。
糞台買うのに何千万無駄に使ってんだよ。
新しいデータランプとかどうでもいいから釘あけろよ。
ライターとか広告代理店に払う金あるなら設定入れろよ。
どうすんだよパチンコやめなくちゃならねーだろ。
ふざけんなパチンコ屋。 新台買ってうまく運用できないなら買うなよ。
パチンコは回せないしパチスロの高設定も入れられないけど遊技人口の減少なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。
パチ屋が養分弄ばないでどうすんだよ。 回ればパチンコ打つパチスロで偶数挙動とかリセット掛かってれば打つってやつがゴマンといるんだからとりあえず釘開けるか設定1使うのやめろよ。
どう見ても手抜きのゴミ台買うのやめれば少しは還元できんだろ 。
まじでいい加減にしろパチンコ屋。
引用終わり
これを業界首脳陣はどう受け止めるのか。

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