パチンコ日報

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業界で卓球のスポンサーしますか?

過日、マレーシアで開かれた世界卓球2016。男女とも快進撃で決勝まで進んだ。宿敵中国の壁は高かったが、連日、世界卓球に釘付けとなったホールオーナーが、写真のインタビュー風景を見てふと思った。

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「卓球選手は清潔感があって爽やか。ユニフォームのスポンサーも全日空や全農など真面目そうな企業ばかり。ここは業界のイメージアップのために、卓球をサポートすべきだ」

パチンコのイメージをよくするために、卓球の力を借りるのは批判が来そうだ。業界がスポンサーになるのは圧倒的にK1やボクシングなどの格闘技が多い。

話を持って来る広告代理店もパチンコ=格闘技はユーザーを含めて親和性が高いと思っているのだろう。

テレビで放映されるスポーツでは、フィギュアスケートの世界選手権大会のリンクにマルハンが広告を出していたことがある他、プロ野球の球場にはホール企業や関連会社が看板広告を出している。

ところで、世界卓球でもスポンサーになっている企業の一つにスターツコーポレーションがある。

東証一部上場で不動産の賃貸・仲介・管理などを業務とする。売上高は1510億円。女優の水野真紀を起用した賃貸物件の「ピタットハウス」を傘下に収める。

調べるまでスターツという社名だけは、何をしている会社か分からなかったが、この社名だけが何となく頭に残っている。

何故なら、東京マラソンや全日本女子駅伝のオフィシャルスポンサーとしてゼッケンを提供しているからだ。

それだけではない。世界卓球女子の部で準優勝に貢献した伊藤美誠選手は、スターツの契約選手で、同社が彼女の活動を応援している。

野球やサッカーに比べてマイナーなイメージが強かった卓球だが、子供の頃から注目を集めていた福原愛によって、ようやくスポットが当たるようになった。それによって福原に続く石川佳純、伊藤美誠、平野美宇などの若手が台頭するようになり、世界卓球がテレビでも放映されるようになった。

とはいえ、まだまだマイナーなスポーツでマレーシア・クアラルンプールの会場は空席の方が圧倒的に多い。

ちなみに、福原は全日空、石川は全農が所属スポンサーとなっている。つまり、大会だけでなく、個人選手と所属スポンサー契約を結ぶこともできる。

業界で卓球のスポンサー候補となると、あのホール企業が思い浮かぶ。

他社がやっている猿まねなら稟議は通らないが、誰もやっていないことなら稟議が通る、というあのホール企業だ。

水曜日の夜のコンパ会で議題に上げてみますか?


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