従業員は男27歳。相手のお客さんは女40代。
「この2人が付き合っている」との情報が従業員から店長へ寄せられた。
さっそく、店長は本人を呼んで確かめた。
「こんな噂があるんだけど」とやんわりと聞いた。
「ごはんに誘われたことはありますが、断りました。付き合ってはいません」とキッパリと否定した。
「そうか」と店長はそれ以上追及することはしなかった。
事前に従業員から聞いた話では、本人がそのお客さんとHまでした、と自慢していた、という。
ただ、この話を店長に報告した従業員にしか話していなかった場合、誰が店長に報告したかが特定されてしまうので、従業員からは「私から聞いたことは言わないでください」と口止めされていたので、深く追及しなかった。
店長は36歳。社内規定に違反している色恋沙汰を処理した経験がなかった。
オーナーにいきなり相談すると管理能力がないと思われるので、同僚にも相談できなかった。自分のところで問題を解決したかった。
そこで第三者に相談した。
「ポケットマネーで興信所を使って調べて、会社には事後報告で会社の経費で落としてもらおうと思っているんですが…」
「費用はどれぐらいかかるの?」
「20万円ぐらいです」
「会社はそんなカネは払わないよ。自腹を覚悟でやるんならやってもいいけど」
興信所を使って証拠を掴むなんて、浮気問題で夫婦間が調査依頼をかけるぐらいのものかと思っていたが、店長の発想もある意味凄い。
「付き合っている可能性があるのなら、店長が足を使って調べたらどう?」
例えばなしとしてこうアドバイスした。
「常連客から聞いたことにすれば、ネタを提供した従業員のことも守れる。常連客がたまたま行ったラブホテルで彼らの姿を見た、といえば本人も認めざるを得ないのじゃないか」
噂話だけで、解雇することはできない。
本人が認めれば、社内規定を破っているのだから、解雇理由にもなる。
さて、ここで問題。
あなたが店長ならこのケースではどう対処しますか?
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