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パチンコ店員さんの挨拶についてひとつの疑問があります。
それは『来店してくれたお客様に対してはやたら挨拶するのに、退店するお客様には何の挨拶もない』点です。
正確には景品に交換してくれたお客様にはカウンタースタッフが「ありがとうございました」と声をかけて下さいますが
それ以外に退店する際にお辞儀をされた経験は私はありません。
退店しようとする時、ガラス越しに店内の様子が反射して見えます。店員さん達が店を出ようとする私を目視しながら
何もしようとしないのをいつも残念に思います。
以前ある店長さんとお話した時にこんなお話がありました。
「私達のお給料はお客さんから少しずつ頂いています。そのことに対しての感謝をこめて挨拶をしましょうと従業員には
伝えています」と。
多分、今のお店の管理者さんたちの多くがこういった考え方だと思います。
接客力が向上した現代。今の店員さんたちの努力は長年パチンコ店に通ってきたからこそ、わかるつもりです。
どんな仕事でもお客様が立ち去るときは挨拶するものです。
「本日はご来店ありがとうございました」
その一言があるのが当たりまえなだけに、来店して自動ドアを抜けた瞬間から「いらっしゃいませ!」。
すれ違うたびにお辞儀の対応が、退店するときにはなにもない。
お客様は自動ドアのガラス越しに後ろの店内の風景が目に入ります。
私ならその時無言でもお辞儀してくれる店員さんが居たなら、それだけでまた来店する動機になるのですが。
『このお店のスタッフさんは本当にお店とお客さんの関係を大事にしてくれているのだと』
「ありがとうございました!」なんて言ったらお客さんに怒られるかも知れません。
「俺が負けてお前達の給料になるんだもんな!そりゃありがとう、だろうよ!」と。
ならば無言でもいいからお辞儀してみたらいかがでしょう。背を向けているのですから誰も見ません。
ですがその姿勢が店員さんんたちのモチベーションに繋がるとは思いませんか?
ガラス越しに背を向けたお客様の目に入るかも知れません。打っているお客様や通路を歩くお客様の目に入るかも知れません。
『感謝の気持ちを挨拶に込める』その姿勢は来店してくださるお客様や、交換して帰るお客様にだけするのではなく、残念ながら負けて帰るお客様にこそ向けられるべき、と私は思います。
私にはすれ違うたびに頭を下げられるより、来店した時と退店した時にだけお辞儀してくださった方が自然に思いますが
皆さんはいかがでしょうか。
長文・駄文失礼しました。

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