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ぱちタウンと地域パチンコ情報誌パチンコプレイガイドがメディアミックス戦略を開始

DMM.comは3月1日、地域密着型のパチンコ・パチスロ情報誌「パチンコプレイガイド」を事業譲受により傘下に収める。

DMM.comは2年半前、スマホに特化したパチンコ・パチスロのポータルアプリ「ぱちタウン」を引っ提げて業界へ参入したばかりだが、紙媒体、地上波(テレビ)とのクロスメディア戦略により、全国展開を図る構えだ。

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「パチンコプレイガイド」は7年前に福岡市で創刊されたフリーペーパーで、現在、九州全県と山口県、岡山県、鳥取県、島根県の地域版を発行している。総発行部数は13万5000部を誇っている。

西日本のホール関係者やユーザーなら目にしたこともあるだろう。ホール以外では地域の飲食店などに雑誌を置いて、パチンコをやったことがない人にもパチンコに興味を持ってもらうことが狙いでもある。

雑誌の内容はホール情報を中心に、読み物のページも豊富で、解析情報よりもパチンコの楽しさを伝えることに比重が置かれている。読者層はミドル層向けの情報誌となっている。

一方の「ぱちタウン」はアプリのダウンロード数が130万を超え、有料加盟ホールは3500店舗。順調に加盟店を増やしてきたが、地方に目を向けると、未だにチラシや雑誌が根強く利用されている現実に直面することとなる。

「ぱちタウン」のユーザー利用者層は20~30代がメインだが、地方の50代以上のパチンコユーザーは、スマホの普及率が低く、ぱちタウンへ誘導しにくい側面もあった。

現在、パチンコを支えるメインの客層である中高年向けには、アナログ媒体の活用も必要だということが分かってきた。

DMM.comの松栄立也社長は今回の事業譲受についてこう話す。

「音楽業界はネットによるダウンロードでCDが売れなくなっていましたが、今は業績が回復しています。それはコンサート収入によるもので、アナログ収益ともいえます。アプリというデジタルメディアだけではなく、フリーペーパーというアナログとのクロスメディアで、パチンコ業界随一のメディアを目指したい」

紙媒体のミドル層とアプリの若年層の両方をクロスメディア戦略で補完することが、事業譲受の目的ともいえる。

パチンコプレイガイドを発行するファイブステージは、紙媒体の他に、発行エリアでは地上波で「パチンコプレイガイドTV」というパチンコ番組も自社制作しているほか、web動画のコンテンツ制作やプレイガイドエンジェルスの派遣なども行っている。これらも含めての事業譲受が行われた。

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ファイブステージの戸木田剛受社長は「イベント規制でホールさんは集客に苦慮している。これまで集客アップや客滞率を上げることをお手伝いしてきたが、今後も細かい部分までサポートして行きたい。事業譲渡によって全国展開の礎としたい」と話す。

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DMM.comの松栄社長(右)とファイブステージの戸木田社長


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