CR牙狼金色になれの筐体上部より黄金騎士ガロのフェイス役物が出現する役物演出は、業界の度肝を抜いた。次世代ギミック競争を予感させていたが、案の定、京楽はウルトラバトルからレバー付筐体を発表、最新のルパン三世では上皿に巨大なハンドルを付けた。
「ギミックで誤魔化すのは技術者からすれば邪道。本来の技術を競う場面を履き違えている」と切り捨てる。
最もお客の方もギミックでは騙されるほどアホではない。営業的には派手な筐体の方が売れるので、そうなるんだろうが、「レバーを引くことが恥ずかしい」と酷評される始末だ。
内規が限界に来ているためにギミックへ活路を見出そうとしているのだろうが、間違った方向であることは誰の目からも分かる。
開発陣も今の内規でのモノづくりに限界を感じている。遊技機規則の変更を陳情するにしても、日工組メーカーは他入賞口問題でミソを付け、警察庁の信頼を失ったばかり。
現行の規則の中で残されているカテゴリーであるアレンジボールと雀球をもう少し追求するしかない。
ただ、サミーが雀球を2007年にリバイバルさせ、2012年までに4機種もリリースしたが、テスト導入で終わっている。
もう一度アレンジ、雀球のゲーム性を掘り起こして、面白い機械を出すことは出来ないのだろうか?
「釘調整が禁止されどうやって楽しませればいいのか」と開発陣も苦悩するように、パチンコメーカーは、釘調整ができないことを想定した機械作りも挑戦しなければならない。
ここに興味深いアンケート結果がある。
TBSのアッコにおまかせが選挙年齢が18歳に引き下げられることに伴い、酒、タバコも18歳からOKにしようという議論があるために、17~19歳の未成年50人に対して、酒、タバコ、ギャンブルをやってみたいか、とアンケートを取った。
その結果、酒を飲んでみたいという人は43人(86%)だったの対して、タバコを吸ってみたいという人は4人(8%)、ギャンブルをやってみたいという人は6人(12%)だった。
タバコは世の中の健康志向で吸える場所も限られている。ギャンブルにパチンコも含まれていると思われるが、極めて厳しい結果となっている。
今のパチンコは世間にギャンブルイメージを持たれている以上、これでは若者を呼び込むことはできない。
「ギャンブル性を抑えても楽しい機械を作ることが今、課せられた使命だと思っている。内規や規則の問題があるが、業界が生まれ変わるぐらいのでっかい地殻変動を変動を起こすことはメーカーでなければできない。それができなければ業界は衰退する」
最後は機械便りになるが、パチンコ人口のすそ野が広がる敷居の低い遊技機を開発してもらうしかない。
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。