ところが、1万円景品ではユーザーが欲しい賞品を取り揃えにくいのが現状ともいえる。上限1万円では時計もパチモノ、お年寄りに人気の布団掃除機レイコップも扱えない。
1月22日に開催された全日遊連・全国理事会の席上、警察庁の小柳誠二課長が行政講和の中で、賞品取り揃え充実について、次のように述べている。
賞品の取りそろえの充実については、平成18年に業界の取決めとして「ぱちんこ営業に係る賞品の取りそろえの充実に関する決議」がなされたものと承知しておりますが、現在においてもその履行状態は不十分であると認識しております。皆様方におかれましても自ら立てた目標がいまだ達成されていない状況を真摯に受け止めていただき、更なるご努力をお願いしたいと思います
これは一般景品の持ち帰りが少ないために、もっと賞品の充実を図れ、との指導であるが、こんな掛け声では業界も動かない。
本当に賞品の取り扱いの充実を願うのであれば、景品の上限を5万円に引き上げてもらうことを業界から陳情しなければならない。
上限が5万円に引き上げられたら、景品市場が活性化することが容易に見えてくる。
タブレットや全天球撮影が可能なデジタルカメラ、ワイヤレスヘッドフォン、バイク用ETC、クロスバイク、Gショック、ブランドバッグ、空気清浄機…
数え上げたらきりがないほど商品群が一気に広がる。
しかし、ユーザーの目的は換金であって一般景品交換ではない。一般景品に交換したら次の軍資金が断たれるので、リピーターにならなくなる、といわれてきたが、そうではない。
貯玉がある。
1パチでコツコツと貯めて行って、5万円以内の高額景品を取る。5万円まで引き上げられれば、自分が欲しいと思う景品が必ず出てくるというものだ。
一般景品が出る率はタバコを除くと1~2%しかないが、引き上げによって、一気に一般景品市場が広がる可能性が出てくる。警察が指導する景品の持ち帰り運動にも合致する。
何よりもホールにとっては換金賞品よりも利益率が高いわけだから、一般景品での利益幅が広がれば、ホールも本腰で取り組むようになる。
ホール経営も換金頼みから多少は脱却できるようになるかも知れない。
本気で5万円引き上げを業界で陳情してみるべきだ。
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