ホールスタッフのAさんはアルバイトでこのホールに勤務して10年になる。年齢は31歳。
常連客のB子さんと結婚することになり、それを上司と役員に報告した。これを聞いて何よりも驚いたのは上司らだった。
B子さんといえば、ホールでは常連中の常連で、かれこれ30年はこの店に通いつめている。
まさか、0歳からパチンコをしているわけではないので、30年来の常連客といえば、おおよその年齢は察することができるだろう。
B子さんは還暦をとっくに過ぎ、御年65歳。
Aさんとは何と34歳差で、Aさんの母親よりも年上である。最近は熟女や美魔女ブームが起きている。
40歳、50歳になっても若さを保ち、とても実年齢には見えない綺麗な女性が増えた。
B子さんもとても65歳には見えない、40代の美貌を保っているのか、と思うのが一般的な考え方であるが、どうも違うらしい。
見た目は年相応の極々、普通のおばちゃんであるようだ。
では、財産目当ての資産家かというとそれでもない。
こうなると会社としても34歳差の年の差カップルを祝福するしかなかった。
これが同じ年の差でもAさんが31歳で相手の女性が18歳だったりすると、これはこれで問題になったりする。
こうして、Aさんは籍を入れることになったのだが、会社は一つだけ条件を出した。
これまで30年も通ってくれたB子さんに店に来ないようにお願いした。
理由は察しの通り、情報が漏れることなどを警戒したためだ。それなら、Aさんを他の店に転勤させればいいようなものだが、残念ながらそのホールは1店舗しかないので転勤させることもできなかった。
従業員とお客さんが結婚したことで、このホールは30年来の常連客を1人失った、という結末だった。
このホールの選択は果たして正しかったのか?
「うちは就業規則の中でお客さんとプライベートの関係は禁止しています。若い女性スタッフはお客さんからメアドをよく聞かれたりしますが、親しい関係に発展したことが分かれば解雇の対象にはなります。ただ、今回は結婚ということで真剣なので黙認するかもしれませんが、ケースバイケースです」(ホール店長)
従業員と客の交際を規制していること自体、外から見れば変な業界に映ってしまう。
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