無縁の人には何ら関係がないが、罹っている人にとっては厄介なシーズンだ。
そう、花粉症である。
花粉症にも目と鼻に症状が現れる。花粉が鼻の粘膜に入ることで、花粉を取り除こうとする免疫力が働いて、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりの3大症状が現れる。
このシーズンになると常連客の中の3人が大量におしぼりを持って帰る。一度に10個ほど持って帰るお客もいる。

常連客なので、咎めることはできなかったが、ある時、なぜ、そんなに大量に持ち帰るのか、理由を聞いたところ、花粉症対策にいつも鞄におしぼりを忍ばせているのだという。
このホールが使っているおしぼりは、袋入り不織布の大判タイプで、適度な湿気がある。これが花粉症の人には「水分が多いので、鼻をかんだ時にすごくいい」という。
現場からの報告を受けた店長が取った行動は、「安い紙おしぼりに変えろ」との指示だった。
花粉症でそういう持ち帰り方をする常連客は3人である。
3人のために安い紙おしぼりに変更することは、明らかにサービス低下である。
その3人のためにおしぼりの質を落とすという判断は正しいのだろうか?
ホール営業部長の意見はこうだ。
「花粉症対策でマスクが欲しいという要望があったので、マスクを自由にお持ち帰りください、という形で置いています」と前置きした上で、今回の対応に対してはこう指摘する。
「いくら常連客でも一言声を掛けます。店内で使う分にはいいのですが、そうやって大量に持ち帰る時は、ご遠慮をお願いします。そうすれば、品質を落とすこともないので、他のお客様にご迷惑をかけることもありません。それでも大量に欲しいというのであれば、10本、20本セットにして景品として交換できるように対応します。その方がお互いのためにもなります。景品なら心置きなく持って帰ってもらうことができて、他のお客様からも不満が出ません」
特定の常連客の行為に目を瞑るのは、他の常連客が見ていても不快な気分になるものだ。
花粉症対策グッズも目と鼻用で、調べてみれが沢山出てくる。そういうグッズを取り揃えて景品コーナーを充実させることもできる。
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