
今回の優勝の決め手は、地方の田舎で営業する小型店舗の手本になること。スロ専ながら女性スタッフを活用しながらVIP会員を増やすと共に、地域のコミュニティーの場として、お年寄りだけでなく世代を超えて愛されていることが高く評価された。
では、同ホールのプレゼン内容を紹介して行こう。
日本の人口が減少傾向にある中、「G-ONE三好」がある三好郡東みよし町は、人口1万4000人で、高齢者比率も高く、若者は市内や県外へ就職のために町を去って行く。
限られた顧客。新規客を開拓しようにも若者が少ない。そこで竹村店長が考えだした結論は、VIP会員を増やすことだった。VIP会員の定義は月8回以上来店しているお客様で、毎月3人のVIP会員を増やすことを目標とした。月3人VIP会員が増えることによって、計算上は売り上げが3%増える。
目標を達成するために、スタッフ全員で考えた結果、お客様とのツーショット写真を撮影することから始まった。こうしたことをきっかけにコミュニケーションを活発化していけば、好きなタバコの銘柄や趣味、職業、家族構成、今後の予定、さらにはお孫さんの誕生日まで把握することができるようになる。
VIP情報は顧客ごとにカレンダーを作り、来店日と来店時間、その日打った機種などを毎日更新して、スタッフ全員で共有している。当然、VIP会員はスタッフ全員が名前で呼ぶことができる。

お客様にはもう一つの憩いの家と思っていただくために、来店時には「お帰りなさい」と迎え入れる。こうした小さな積み重ねが、リピーターを増やすことにつながっている。
73歳のおばあちゃんは同店がオープンして以来23年の常連客で、子育てから解放された娘夫婦を誘うようになり、今では、帰郷したお孫さんと3世代で遊ぶにこともある。
顧客の要求には100%応えるようにしている。導入して欲しいという機種は、レアなものでも探しだして来る。知り合いと隣同士で打ちたいといえば、機種を移動して好きな台を隣同士で打てるようにする。

腰の悪いおじいちゃんのためには、座布団を用意したこともある。

「腰が悪いことに気づいてくれたんか。ワシのために座布団を買うてくれてありがとう」
月3人のVIP会員を増やす、という目標は7カ月連続で達成され、稼働が30%アップした。

「三好を笑顔で溢れさせる。知り合いに紹介したい店、また、その店で働きたくなるような店、そして、次の世代につなげて行く店を仲間と共に作り上げて行く」と力強く宣言する竹村店長。
パチンコは地域に必要とされるコミュニティーの場、ということを体現しているのが、「G-ONE三好」ともいえる。

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