パチンコ日報

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爆買いから体験型へ、そしてパチンコ

マズローの欲求5段階説がある。

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これを中国人観光客に置き換えると、「爆買い」と評されるここ1~2年の行動は物質的欲求が強い傾向にある。

中でも爆買いの対象となってドラッグストアや家電量販店は、同じような製品は中国国内でも溢れかえっているにも関わらず、日本へ来てまで買い求める理由は、日本製品の品質と共に、安全性、安心感を求めているものだった。

爆買い中国人も何度も日本へリピートするようになってくると、買い物という物欲から、次の精神的欲求にステップアップして行く。

それを証明するかのように、2016年度のトレンドは「美ンバウンド」なる言葉が生まれている。これはインバウンド(海外から日本への観光客)と美容の美を掛け合わせた造語で、日本の高い美容技術が注目され、美容室やエステ、ネイルサロンを体験するリピーターが増えることが予測されている。

その他、日本でしか体験できないロボットレストラン、ラーメン作り体験、侍トレーニング、侍ミュージアム、ロリータコスプレなどの体験型ツアーも人気を博している。

確実にモノから体験へ移行して行く中で、インバウンドの恩恵を受けないどころか、うまく取り込めていないのがパチンコ業界だ。

日本でしか体験できない、といえばパチンコもその典型だ。

なぜ、上手く行っていないのか?

「爆買い客を日本で案内するガイドもすべて中国人なんですが、ガイドはバックマージンを貰っているからお店を案内している。その時に割引券を渡すのですが、そこにはバーコードが印刷されてどの団体の客かが分かる仕組みになっている。バーコードを印字することによって、買った金額も分かるので、売り上げによるバックマージンを渡すこともできる。パチンコ業界とはその仕組みがないためにガイドも案内しない」(週刊誌ライター)

都内のホールにはそんな話も来たが、バックマージンで折り合いがつかず断ったケースもある、という。

これはツアーというよりも中国人ガイドの個人的なアルバイトだが、中国人男性客は日本の風俗を体験したがっており、そういう客を東京・吉原のソープ街や歌舞伎町などへ案内している。バックマージンだけで年間500万円も稼いでいる、というのだから、マージンもバカにならない。

先の体験型ツアーにしても旅行代理店とのタイアップによるもので、それなりのマージンは発生しているものと思われる。

「一度パチンコを経験して嵌った人もいる。2泊とも東京のホテルなら、翌日のツアーに参加しないで、朝からパチンコを打ちに行く人もいた」(同)

日本へのリピーターで一番多いのは、台湾と香港だ。日本人から見ると中華圏なので全部中国人に見えるが、台湾、香港人を取り込むことにも本腰を入れた方がいい。


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