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データでも証明された女性客が多い店は稼働率が高い

女性客が多い店には男性客も来る。よって女性客が多い店は稼働率が高い——業界にはそんな仮説がある。

本当に女性客が多い店舗は稼働率が高いのか?

そんな疑問を数値で証明したデータがあった。

顔認証システムを使うことで、男女比率を簡単にはじき出すことができるようになっていた。顔認証システムを導入している店舗は約350店舗。この中から総台数600台規模で、立地条件や設備面でもあまり差がない店舗を抽出して、入場者数の多い上位3店舗と下位3店舗の男女比率を比較した。

その結果、2014年度は全国平均の男女比率が75%:25%に対して、上位ホールは71%:29%で、下位ホールは88%:12%だった。

全国的に稼働が低下する中、2015年度を比較すると、上位ホールは入場者数は8%減となったが、女性客の入場者数は前年を維持した。

一方の下位ホールは、女性客も減り全体では30%の減となっている。

つまり、女性客比率が多いホールほど、稼働率の低下を最小限に抑えることができている。女性客に愛される店は、「強い」ということが言える。

では、どうすれば女性客を集めることができるのか?

女性スタッフばかりのホール専門の広告会社でもあるアイキャンディの福森加苗代表は、これまでにも女性客が喜ぶパウダールームへのトイレ改装を提案・実施してきた実績がある。

パウダールームはパーテーションを付けたり、女性専用の休憩室を設けることで、2年かかって女性客比率を20%から30%へ押し上げた。女性は口コミで女性客を連れて来てくれる。

パウダールームは女性客が喜ぶ設備だったが、女性スタッフがイキイキと働ける環境を整えることで新たな集客につなげる提案が「グラ☆コレ」(グランドオープン・コレクション)だ。

特別な日の演出として、女性スタッフのヘアメイクだけでなく、コスプレでスタッフの変身願望を叶え、スタッフをきれいにすることでモチベーションアップを図るというもの。

「仕事の上でのモチベーションアップって女性にはあまりない現状です。特にホール業界は女性のキャリアウーマンが少なく、目標を見失っている女性が多いのです。同じ経験を共有し、仕事に対して前向きに向き合える機会を
会社で作り、それが女性活躍のきっかけになって欲しいと考えます。小難しい自己啓発よりもヘアメイクできれいになることで女性はモチベーションが確実にアップします」(福森代表)

では、実際にどうやって変身させていくのか、その過程を写真で紹介してみよう。

ノーメイクで普段のユニフォーム姿からの変身だ。

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プロがヘアメイクして行く。

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選んだコスプレはアラビアンナイト。

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このスタイルで表周りをする。

その結果、特に女性客から「カワイイね」と男性客以上に女性客の反応が高かった。コスプレをしていることで、スタッフも積極的になったり、普段しゃべったことのないお客さんから気軽に声を掛けられるようになった。

変身願望は実は女性だけでなく、男性もある。最近のハロウィンの傾向を見れば分かる。グラ☆コレを実施したホールでは男女スタッフともに変身した。

こうした地道な積み重ねが女性客を増やしていく。


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