パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

定量制はユーザー側に勝てる要素がなければ失敗

低射幸性時代には40玉交換と共に定量制に戻すことも視野に入れなければいけない。そんなことを書くとすぐに批判的なコメントが来る。今の等価仕様の機械では無理などというのがその理由だが、もちろん、それに対応できる機械の登場も必要であることはいうまでもないこと。

ところがHS企画の出口氏は、現行機で定量制を成功させている。店舗数は少ないが、現行機でもポイントを抑えれば成功へと導くことができる。

詳細はさすがにノウハウなのですべてを書くことはできないが、ポイント項目のヒントがあるので、あとは独自に研究することだ。

以下本文

元HS企画の出口です。

現在は異業種のコンサルと異業種の経営をしておりますが、昔から付き合いのあるホールのコンサルも若干しておりますので少し書かせていただきます。

日報でも時々テーマに上がってくる定量制についてです。

定量制に挑戦しながらも、失敗ばかりの話があるので物申します。

現在1店舗ですが、毎月稼働が少しずつ上がってる定量制コーナーのお店に関わってます。結果も出てきているので、2店舗目のお店も手がける予定です。

では、なぜ、定量制が失敗するのでしょうか?

■打ち止めの個数は?
※昔はなぜ4000個だったのか?

■打ち止めの時に来た大当中、確率変動中(時短中含む)のときの対応は?
※途中でやめさせられたらせっかく打ち止めにしたのに不快でしょう。

■打ち止めの解放条件、タイミングは?
※同じ人に食われたら意味ないですよ。
※タイミングで利益調整できますよね。

■客層は?
※遊技客のレベルでかなり台のスペック変わります。
※止め打ちする客としない客の差をBYで埋めるって理解できますか?

■どれだけの利益を考える?
※売上は上がるので利益率は低めに。

■交換率
※高価は問題外。
※客滞率と利益の関係は計算できる?

■機種選定は?
※一撃の獲得出玉の多い機械とか連チャン性の高い機械だと粘りと頑張りにはならないようですね。

■誰に打ってもらうのか?
※今の射幸性を求めているお客様ではないですよね。

お客様がこれなら勝てるかも? 勝てなくても取り返せるかも?って思える内容にしなければ失敗します。

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液晶画面に合せて椅子が動くパチンコ台を開発中?

パチンコ業界のレポートを作成した銀行関係者は、メーカーについてこう話す。

「10年、20年後に残っているメーカーが読めない。上場メーカーはかろうじて残っているかもしれないが、ヒット作が出なければどんなメーカーでも安泰とはいえません」

液晶のシャープが亀山モデルで一世を風靡した時に、今の瀕死の状態のシャープの姿を誰が想像できただろうか。ましてや、パチンコは娯楽機器で不要不急のもので、なくても人間は生きていける。ましてや、時代と共に人の価値観や行動、おカネの使い方も変化する。

パチンコ参加人口も1000万人台をいつまでキープできるかも分からない。

「ソフトバンクがものすごく伸びているように見えますが、その分借金も莫大です。海外市場を求めてアメリカのケータイ会社スプリントを買収しましたが、巨額の赤字を出して失敗しています。ソフトバンクは販売代理店へ奨励金を他よりたくさん出してシェアを伸ばしてきましたが、実質0円販売が禁止されたことで困っています。パチンコ業界でイベントを禁止されたのと同じことです。ソフトバンクだってこの先どうなるか分からないのですからね」

厳しいのはパチンコ業界だけではないということだが、メーカーの販売方法にも言及する。

「メーカー幹部はヒット機種が出なくなった時のことを常に恐れています。それを補うために機歴販売を行ってきたわけですが、その販売方法も厳密には違反ですからいつまで続けられるか分かりません。販売台数も少なくなって来てホールの方が主導権を握ったら、不要な台は売れなくなります」

暗い話ばかりが続いたが、明るい話もある。

最近の映画館は3Dから4Dの時代に突入している。映画の画面の動きに合せて椅子が動くのが3Dだったが、これに風や水しぶき、においまで感じられ遊園地のアトラクションさながらの臨場感が感じられるのが4Dである。

「パチンコの画面と連動させた椅子を開発しています。揺れたり、振動を感じたり、お客さんが思わず座ってみたくなるような椅子です」

値段がどの程度になるか分からないが、導入するホールとなると限られてくる。それがホールにとっては付加価値となることが期待されるわけだが、メーカーが次に進むのは椅子だとは思わなかった。

映画館のように座席が激しく動けば、それはそれで面白いが、そうなるとパチンコ台と椅子をユニット型の一体型にしてしまう必要もありそうだ。

そんなことを考えているとまだ先の話なのだろうか?


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パチンコ業界の新たなオンリーワンを創れ

とある会合の席で証券業界の関係者が「2016年を占う」と題してミニ講演を行った。その中でユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の話に及んだ。

2001年、開業した当初は大阪市が過半数を出資する三セク方式で経営していた。初年度こそ開業景気で盛り上がったが、それ以降は客足が伸び悩んでいた。2009年、大阪市の持ち株をすべて売却、民間経営に移行すると共に、2014年7月にオープンした「ハリー・ポッター」が大当たりして、来場客数を伸ばしている。

この年は1180万人の入場者を記録。前年対比では16.8%の伸びを示した。ちなみに同年のTDLが1730万人で05%増だったことからも分かるように、ハリー・ポッターが集客を見事に牽引している。

ハリー・ポッターの世界を忠実に再現した投資額は450億円。USJの年間売り上げが800億円の時に、この投資は賭けの様にも思えた。

「USJもオンリーワンを探した結果がハリー・ポッターだった。創業100年続く和菓子屋もそこしかないものを作っているから潰れないが、オンリーワンを持っていないところは潰れて行くのは当たり前」(証券業界関係者)

この会に業界関係者も出席していて、質疑応答の時間に、パチンコ業界のオンリーワンと将来について質問した。講師は業界的には門外漢だったが次のように答えた。

「メーカーはオンリーワンを作ることは可能だが、健全化の気持ちが本当にあるかどうかにかかっている。大手はシェア争いに腐心して、新たな市場を創る発想がない。そうなるとパチンコはなくなってもしょうがない業種」と一刀両断だった。

ここでケータイ電話料金に政府が介入して来た話になった。

昨年、安倍首相の指示で始まった総務省の有識者会議は、ケータイ会社にスマートフォン端末の過剰な割引の是正を求めたほか、データ通信などの利用が少ない人向けに5000円以下の低価格プランを創設するよう要請した。

家族でケータイを持っていると月額で3~4万円が家計費から消える。そのおカネをもっと他に回して、消費の拡大を図ることが狙いだ。スマホゲームで課金して遊べば、ますます、消費が他に回らなくなる。ケータイ、スマホに可処分所得の割合が高く割かれている。これは政府から見ると歪な形に見える。

では、国際的に日本の通信料がべらぼうに高いかといえば、そうでもない。

国が介入しなければいけないほど、ケータイ代に占める割合が多いということだ。

給料が上がらないのなら、ケータイ代をできるだけカットできるようにしろとの命令にも思える。

給料が上がらないということに関連付ければ、小遣いが上がらないサラリーマンは、今のパチンコはおカネがかかり過ぎて、離脱して行った人が大半だろう。

安く遊べるはずの1パチも、ホールの高コスト体質が災いして、1パチから利益を取らなければならないご時世では、決して手軽に遊べる存在ではなくなっている。

では、パチンコ業界のオンリーワンとは何か?

業界が戦後から続いている理由はただ一つ。それは換金である。

換金が業界のオンリーワンだったことは過去のこととして、新たなオンリーワンを業界全体で考える必要がある。


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長期運用を前提とした機械選定・設定調整の追求を

ハンドルネーム「fatboy」さんの職業は設定師。

以下本文

初めてコメントさせて頂きます。
日報のコメント欄は率直な意見が飛び交っており、とても参考になります。
いつもありがとうございます。

設定師として、パチスロ運営に関わっている端くれとして、個人的な意見を投稿させて頂きます。
ホール側のあまりにマイナス思考な意見が多く、残念な気持ちから投稿する事にしました。

まず重要なのは、スロットは等価でなければ運営が難しいのか?お客様は打ってくれないのか?という事です。
オーナークラスがそんな事では閉店も間近ですね。

私も等価から6枚交換まで色々な店舗の設定をしていますが、地域格差はあれど、しっかりと設定が入っている、出玉にも繋がっている運営ができる非等価ホールなら十分稼働すると思います。

ホールの現場が困っているのは、設定を入れても打ち込んでくれない、高設定を分かってくれないなど、店側は出そうとしているのにお客様が理解してくれないという事。

そもそもそんなお店は既に信頼度が低く、設定は入っていないと思われている事実自体に問題があるのですが、そこは無視して店の都合を押し付けようとしている。

延々とそんな営業が続けられている訳ですから、稼働もしませんよね。

一物一価が、非等価が、などと言い訳をするのではなく、業界で生き抜いていきたいと思っているなら、もっとプレイヤーの事も考えて欲しいと思います。

散々、機械代の償却のために使われたプレイヤーの事を。
大手に対抗しようとするならば、等価営業は無理です。

導入・設置しているスロット本来の魅力を引き出すための運営をしっかりと考えて欲しいと感じます。
全てのホールができるとは言いませんが、まだまだスロットを楽しめる方法はあると思います。

新台ばかりに目が行きがちですが、今年はそれも無くなります。
うちのお客様にはこの台を楽しんでもらいたい、この台なら楽しんで打ってくれる!と思える台のみを導入して欲しいと思います。

長期運用を前提とした機械選定・設定調整を追求しなければ、機械導入の意味もなくなります。

今年は去年の半分近くまで機械代を下げる努力をホールさんにはお願いします。

削減した分は、目標粗利を抑える、出玉で還元する方向を進めて欲しいと願います。
資金も実力もある大手が既に始めているわけですから。
中小は大手以上に努力しないといけませんね。

内容に失礼がありましたら謝罪します。
私も業界に身を置く限り、業界の発展を願ってやまない者です。
プレイヤー、ホール、メーカーが同等の目線・立場・役割で業界の発展を目指せたら良いと思っております。

長文失礼致しましたm(_ _)m


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パチンコとスロットの比率に変化が現れる年になる?

「4円の立て直しは命題になっているが、うちでも難しい。特に地方は苦しい。4円のお客さんを今の交換率で戻すのは無理」(大手ホール関係者)と4円の立て直しはお手上げ状態だ。

今、社内で問題となっているのは、スロットを取るか、パチンコを取るか。パチンコに比べるとスロットは好調なためスロットを育成したいところだ。ところが、地方に目を向けると4号機時代はスロットを打つ若者もいたが、それは今や昔。スロットを打つ層そのものがいない地方もある。

「パチンコは釘の問題を含め不安要素が強い。それが解消されていない以上、このままパチンコがなくなってもおかしくない。今まで、パチンコのオマケがスロットだったが、立場が逆転してパチンコが3割になってもおかしくない。パチンコの交換率を変えることを考えなければ、4円の立て直しは難しいが、スロットの交換率を変えることは考えられない」(同)

パチンコの諦めムードはこんなところにもある。

MAXの牙狼には客が付くが、甘の牙狼には客が付かない。MAX機がなくなり、1/320が主流となった時にもっとパチンコは廃れる。パチンコの等価営業はお客も店もきついが、スロットは等価でなければお客は付かない。

二兎を追う者は一兎をも得ず。今、ホールが抱えるジレンマがここにある。

「同じ敷地にパチンコ館とスロット館を別々に建てて、交換率を変えようにも同一法人と見做されたら営業許可が下りませんからね」(同)

そうなると法人を変えるしかないが、パチンコとスロットを両立させるためには、一物一価の問題が大きく立ちはだかる。

パチンコの出玉は視覚効果に訴えるところが多い。実際にユーザーの声を聞くと「派手な玉積みがないとやる気がなくなる」という根強い意見もある。

MAX機なくなれば、その派手な玉積みもできなくなる。

その辺にもパチンコを諦める要素がある。実際、MAX機の出玉がなくなれば、少なからず止めるファンも出てくることだろう。

昨年末に1000台を超える大型店が複数店舗オープンしているが、これからの時代にそんな大型店を維持して行くのは大変なことだと思う。

都内でも場所を間違えると集客するにはかなりの労力を要するような立地も少なくない。パチンコ動線のない場所はなおさらだ。

パチンコの新基準機の登場に伴い、撤去問題もスタートすることになるが、パチンコとスロットの比率に変化が現れる年になりそうだ。


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