パチンコ日報

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その他の遊技機アイデアを世界から募れ

昭和55年、56年は業界に取ってエポックメイキングとなった年だった。いうまでもなく55年は三共のフィーバー、翌年は平和のゼロタイガーが誕生した年だった。

それまで、釘を読む眼力と腕が必要だったパチンコに「運」が加わり、釘が読めない初心者でも勝てるチャンスが増えた。

そういう意味でもパチンコの新時代を切り拓いていった遊技機だったが、この2機種が誕生して以降、35年間この2機種に取って代わる革新的な遊技機が誕生していない。

一部のメーカーを除いて、セブン機一辺倒の開発ばかりしているために、新しい発想が生まれないのは当たり前のこと。セブン機一辺倒では打ち手も飽きるというもの。

「版権に頼る、版権に逃げる。これでは企画力、開発力、技術力が低下するのは当たり前。その他の運用基準を昔は勝ち取っていたが、今はその気概もない。チューリップ、フィーバー、ハネモノに代わるものを開発しようとするエネルギーが感じられない。資金力に余裕があるトップメーカーはもっとチャレンジすべき」(ホール関係者)

以下の基準をクリアすれば、その他の遊技機を法的にも開発することはできる。

①1分間に400円の遊技料金を超えない

②1回の入賞で獲得できる玉数は15倍を超えない

③役物の作動で著しく多くの出玉を獲得できない

④役物作動で獲得できる割合が著しく大きくならない

⑤短時間で著しく出玉を獲得できない

⑥客の技量によって出玉が左右されない

⑦遠隔操作が出来ない

⑧不正改造されない

ただ、全然チャレンジしなかったかというとそうでもない。

パチンコ玉で遊べるスロットとして登場したパロットがそれ。7社から8機種が発売されたが換金格差の問題などもあり、広く普及することはなかった。パロットの組合である日本新遊技機開発工業会は2008年6月末で解散した。

いっそ、この基準で新たな遊技機を作るアイデアを世界に問いかけてみてはどうか、と思ってしまう。ユーチューブは世界をつなぐメディアでもある。これを使って募集すれば、既成概念に囚われていないのでかなり自由な発想のアイデアが集まってきそうだ。

素材を調理して実機にするのがメーカーの役目でもある。

「お客さんが枯れる前に水や肥料を与えなければならない。慌てて肥料をやっても枯れたものは生き返らない。今がそのタイムリミット」(ユーザー)

メーカーにはもう一度エポックメーキングを起こす力はまだ残っているはずだ。その成功体験もあるのだから。


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