ホール経営は、昔は他の産業に比べたら簡単な面がありました。
極端な例ですが、スロット専門店では、元手があったど素人オーナーがボロ儲けをした時代もありました。そうスロット狂乱時代すなわち4号機時代です。
パチンコだって、同じ時代があったと今になると気が付きますよね。
今の時代のホール店長さんたちは、過去に比べてたら、本当に過酷な時代に店長をやってますよ。
昔なんて、釘は曲げ放題、イベントやり放題、交換率は低いからある程度出し過ぎてもOK。さらには、地区によっては基盤を代えたり役物をとり代えたり出来ました。
以上が出来た時代は、パチンコにお客さんが集まった時代でした。
裏モノなんか、スロットに限らずパチンコにもありました。
スロットメーカーが仕組んだ裏モノやホールが自ら入れた裏モノまでありましたよね。
以上の事を思い返すと、パチンコ業界がどんな感じで今日を迎えたかわかりますよね。
パチンコもスロットも連チャンがキーワードなんです。
昔なら大当たりの連チャン。今なら大当たりやアシストタイムの連チャンとか。
現金機時代も4号機前の時代も今の時代も、連チャンにこだわった訳です。
メーカーが設計した内容よりも裏モノの方が稼働が取れた時代。
この頃はね、メーカーの立場は今よりホールの立場が強い面も多かった。
ホールのあの大手だって、あのメーカーだって、昔はやってはならね行為をしてデカクなったわけです。
そんな時代を経て今日がありますが、その時代の後遺症がパチンコ業界に残っているのです。
一撃出玉後遺症にお客様をさせてしまった。いや一撃出玉後遺症ではなく一撃出玉中毒?一撃出玉依存症にさせてしまった。
お客様の多くは、連チャンを夢みて、5万円10万円の換金を期待して遊技しています。
パチンコをギャンブル場にしたのはパチンコ業界自身。
ギャンブル場に長年出来たバブルを謳歌した業界。
そんな後遺症が、業界を変えることを阻んでます。
今回の大騒動が、落ち着いたのは、日工組や全日遊連の方々の努力があり警察庁の寛大な理解があり神風が吹いたからでしょう。
神風。
これは運が良かっただけ。
一歩間違えたらサラ金業界と同じ運命だったのでは?
武富士は倒産、他のサラ金はメガバンク傘下に。
この先ホール業界がサラ金業界と同じにならない保証はどこにもないのです。
地球温暖化防止の対策と、パチンコ業界衰退の対策を比較した場合、ホール業界が何をして行けば良いか考えて、またホール業界がメーカーに対して何を求めて行くか、いま一度考えないと。機械代は40万円までなんて的外れな要望や、抱き合わせや機歴廃止の要望のレベルでは、この先のホール業界はダメになります。
時代の流れを読めない、GYイコール時代読めない、GYな業界や会社が市場を縮小して退場します。
百貨店や総合スーパーがガンガン儲かっていた時代がありました。
今は百貨店に爆買いの神風が吹きだしましたが、総合スーパーには神風が吹かない。
パチンコ業界は、神風が吹くのを待っているのか?
メーカーは連チャンに頼らないでも面白い機械を作って下さい。
ホールは連チャンや純増枚数だけに目を向けなくても集客できる脳みそを作って下さい。
つづく
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