「日工組が事前に警察庁へ撤去リストを持って行ったのですが、突き返された、というのが実情です。そのため、1日は日工組が全日遊連にリストを発表することができなかった。リストはこのまま闇に葬られることになりのではないでしょうか。警察庁としては撤去よりも、日工組には新基準機を開発することの方が先といわれたようです」(業界事情通)
事前にこのリストを見た事情通によると、リストには古いMAX機が載っていた、という。
11月25日に警察庁がホール5団体を集めて行われた会合の内容をなぞる雰囲気になってきた。
11月6日に警察庁から通達された書面では「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機の撤去について」強く要請されていた。検定機と異なる機械は、違法機とまで言われ全台撤去に発展する勢いだったのに、11月25日からは、自主的に正規な新台と入れ替えていくことに、方針転換していたが、それを改めて証明した形となった。
日工組と全日遊連は撤去リストを元に、今後の撤去期限などを決めて行く予定だったのに、撤去リストがない以上、話の進めようがない。一体、あの騒動は何だったんだろう。
「撤去リストを受け取ると警察庁が違法機を認めてしまうことになるので、受け取れなかったのではないか」とはメーカー関係者。
12月1日付のヤフーニュースでも「パチンコ業界に空前の危機~求められる大改革」と題し、一連の釘問題が取り上げられ、世間一般にも知られるようになってきた。
「違法機はMAX機だけでなく、甘デジもしかり。それを全台撤去すれば大きな社会問題になる。ホールからメーカーなり、検定を通した保通協なり、認可した警察が集団訴訟されたら負けになる。それだけではなく、ユーザーが違法機を設置したホールで負けた、と訴訟を起こされても困る」(業界事情通)
警察庁が望む新しい遊技機が登場するのは早くて来年3月ごろから。それから、“旧基準”と順次入れ替えるということであれば、通常の新台入れ替えと変わらないことになる。
撤去が最優先課題ではなくなってきた、ということは中古機も従来通り流通する見通しが正式発表されたわけでもないのにも関わらず、1日の午後から中古機価格が上がり始めている。
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