紹介者がなければ入れない店舗で、紹介者と同行した。区役所側の雑居ビルの2フロアーが裏スロ店だった。
4号機ばかりが60台ほど並べられていた。ほぼフル稼働の状態だった。
「スロットの稼働が落ちているのに、4号機は今でも支持されている。やっぱり4号機は凄いな。コンテンツは古いのに今でも打ってくれているということはどういうことか。北斗は最後の方は稼働が落ちていたが、今の5号機とは比べものにならない」と感慨にふけった。
レートは1枚20円。改造されていないノーマル機。ということは4号機時代のホールがこの裏スロで再現されているわけだ。
裏スロ屋で打っていて、万一摘発でもされ、逮捕されたら会社が潰れてしまうので、打つこともなく30分ほど見ていた。
サブ基板で動かしていたAT,ARTが一掃された後のことを思うと、オーナー自身スロットは終わった、と思っている。
「ノーマル機で連チャンの波を作って欲しい。だらだらのAタイプではお客さんがつかない。1時間で連チャンさせないとやっぱりダメだな。ギャンブル性がないとスロット業界はダメだよ」とこの裏スロの賑わいを見てそう思った。
人間の欲望というものは際限なく、どんどんエスカレートする。まさに射幸性がそれで、だから風営法で規制されている。
「4号機が規制されないように業界は使うべきだった。ミリゴのような機械を出せば規制されるのは当たり前」と今さらいっても後の祭り。業界には自助作用がない、といわれても反論できない。
この原因を識者はこう指摘する。
「業界に日本人経営者がもっとたくさんいたら、業界はここまで衰退していなかったかも知れない。日本人は後ろ指を指されたくない、という恥の文化がある。その昔、ムラの田植えには近所が総出で手伝った。ムラの掟を破ると村八分になった」
昔ほど業界経営者の国籍問題もタブー視されることはなくなっているとはいえ、公に論じられることはない。立派な在日の経営者もたくさんいるが、こうしたおおもとを糺さないと同じことを繰り返すだけ。
スロットの稼働が落ちていることに対してこんな意見もある。
「全部30パイにしたらいい。出玉感が全然違う。全メーカーが統一して30パイにすべきだ」
そこ?
なんだか空しく聞こえる。
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