パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

切れない関係性

暴対法や暴力団排除条例の施行で暴力団のシノギがどんどん奪われて行く中、10月23日、青森で発覚したナマコの密漁は新たな資金源の確保だった。

山口組系組員ら6人が逮捕されたこの事件は、青森市のむつ湾でナマコ960㎏、288万円相当を密漁した疑いが持たれていた。

これは氷山の一角で北海道では50以上の組関係の密漁軍団が存在して、ナマコで荒稼ぎしている。

北海道に多いのは海岸線が長いために、取り締まりが難しいため。

密漁したナマコは中華料理の高級食材で、乾燥ナマコは「黒いダイヤ」と呼ばれ、中国の高級料理店に買い取られて行く。

日本人はせいぜいナマコ酢を食べるぐらいで、食文化としては一般的ではないため、密漁しても絶対量が減らないので、暴力団の新たな資金源になっている。

実際に暴力団員が沖に出て密漁している姿は、もはや暴力団とはかけ離れている。

では、パチンコ業界と暴力団の関係はどうなっているのか?

10月22日に開かれた都遊協の遊技場経営者研修会の席上、警視庁保安課風俗営業係の新井一実係長は、暴力団排除と犯罪の未然抑止を要請している。

都遊協は特殊景品の買い取をTUCに1本化して、長い年月をかけて買い場から暴力団を排除してきたが、それ以外にも暴力団の関与があることか?

「用心棒代というのはなかなか切れない。表面上は切れているが、裏ではつながっている。しかし、最近はヤクザもダンピングしてきている。ホールでゴト師などのややこしい客の対処に使っている。警察を呼ぶとそれだけで従業員が2~3人抜けないといけないので、彼らを使った方が話が早い」(事情通)

やり過ぎて重傷を負ったゴト師が病院に運ばれ、事件性があったため、警察からホールに問い合わせがあったこともあったが、知らぬ存ぜぬで通した。

武闘派のホールなら、暴力団を使わずに、二度と店に来られなくすることもある。

店長がゴト師とつるんだ時代もあった。古くは裏基板のつけかえに協力していたこともあったが、それができなくなると設定漏えいに移った。

それもできなくなると、個人プロダクションを作って、イベントでつながるようになったケースもある、という。

「タレントよりもコストが安いイベントガールの方が人懐っこいので、年配者には評判がいい」

暴力団もゴト師も手を変え品を変え、姿を変えながら、関係性を保とうとしている。それだけシノギが減れば、日銭商売は魅力、ということか。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。