パチンコ日報

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1パチという呼び方は若者が嫌がる?

「パチンコファンの最大の楽しみは大当たりすること。スタートが回らないイライラが募っている時に、やっと当たったと思ったら今度は出玉削り。喜こびがピークに達している最高の瞬間に、出玉削りでイライラさせているホールが大半。これではファン人口が減るのは当たり前。客離れにつながる、客が不満に思っていることを取り除こうともしない。業界自らが業界潰しにかかっていることにナゼ気づこうとしないのか。気づいているのならナゼ改善しようとしないのか」と憤るのはとある業界ウォッチャー。



店長なら誰だって、稼働を上げるためには、客が不満に思っていることを一つひとつ取り除いていくことだと分かっているはずだ。



それがやりたくてもできないジレンマに陥っている店長も少なくない。できない理由は会社からの粗利確保だ。



「小売業は売り上げが下がれば、それに比例して粗利も下がるが、パチンコは違う。売り上げが下がっても粗利は下がらない。釘を閉めればとりあえず粗利は確保できる。こんな簡単な商売はない。だから経営者はこれまで勉強しようとしなかった。勉強しない癖がついたままの経営者が業界をおかしくしている」(同)





スタートが回せない、出玉や確変ベースを削る。そうせざるを得なくなったのは、等価、高価交換営業へ業界全体がシフトしてしまったからに他ならない。



40個交換時代は16割営業が損益分岐点だから、どんどん玉を出せた。



パチンコ営業の本質、最大のサービスはジャンジャンバリバリ玉を出すことだった。



1世の時代は新装開店日に出過ぎるよりも、予定した赤玉が出なかったことを店長もメーカーも怒られた。開店初日に「あの店は出ない」と悪評を立てられることの方が怖かった。



出しても、出した分、客はその店に必ず帰ってきたから、出すことに何ら不安はなかった。



それがいつの時代からか出すと怒られるようになった。



パチプロも一匹狼の時代からウチコ軍団の時代に代わった。



これも交換率が高価へシフトしたこととの因果関係もある。



困った時こそ原点回帰といわれる。



40~50個の低玉交換に戻し、オール15のような機械が登場すれば4円でも打てるようになる。



要は4円で長く遊べる機械を作ればいいことだ。ただ、そういう機械が出てもホールが本来の使い方をしないから客を飛ばすようになるのだが。



「若者は1円なんか打ちたがりません。年寄りに囲まれて1円を打つのは、都落ちのようでかっこ悪いこと。すぐに4円に戻すことは難しいので、せめて1パチの呼び方を変えたほうがいい。若者でも抵抗なく1パチを打つのが恥ずかしくないネーミングを考えたほうがいい。遊パチもパッとしない」(同)



話の展開から、若者が恥ずかしくなく1パチが打てるネーミング募集を日遊協あたりがやるのも一考だろう。





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