パチンコ日報

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ラッピング広告車両は射幸心をあおるのか?

ま、これもパチンコバッシングの一環であろう。



10月4日付の朝日新聞に「パチンコの地下鉄ラッピング広告 廃止のはずが運行継続」というタイトルが踊った。



物事を針小棒大にしたい整理記者の性がにじみ出ているタイトルだ。



大阪市営地下鉄・御堂筋線を走るマルハン号に対して、パチンコ依存症から抜け出すための支援団体の関係者から、ラッピング電車は「射幸心をあおる」との苦情が大阪市交通局に寄せられ、「昨年4月に廃止した」と返事したにもかかわらず、現在も走り続けている、という内容の記事構成だ。



大阪市交通局は朝日の取材に対して、パチンコによる借金苦の自殺も多いなどの複数の苦情を受け、広告審査基準を改定。11年4月から、パチンコや公営ギャンブルのラッピング広告は新規契約を取りやめた、としている。



10両編成のラッピング車両の年間の広告料金は2500万円。契約は自動更新されるため、クライアントからストップがかかるまで続けられる。



交通局は苦情を受けてギャンブル系の新規広告は受け付けないとしているが、交通局としては貴重な広告収入源だけに、おいそれと契約を打ち切る気もないし、マルハンも広告を止める予定はないようだ。



では、ラッピング車両が「射幸心をあおる」ようなデザインになっているのか?







車両は水色をベースにマルハンのロゴが入っているだけ。10両編成で目立つ、といえば目立つが、これで射幸心をあおるとは、パチンコ依存症を錦の御旗に、言いがかりとしか思えない。



昨年は震災直後の業界の対応に対して、反パチ団体がパチンコを潰すための署名活動や街宣活動を行っていたが、大手メディアはそれを取り上げたか?



こんな苦情がまかり通り、新聞記事になるのは、社名こそ伏せているが、記者の意図を感じる。



交通局に苦情を申し入れた人が、マルハンにも同じ苦情を寄せていることはないようだが、ロゴを使ったイメージ広告が射幸心をあおるといわれれば、球場のバックネット広告もアウトになってしまう。



ちなみに、ラッピング車両はマルハン号だけではなく、泉北高速鉄道ではアロー号が走っている。





動画はないが大阪モノレールでは、各種企業のラッピング広告車両が走っている。





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