パチンコ日報

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原田メソッドを取り入れてぱちんこ情熱リーグを実現

ここに朱書きだらけの1枚のペーパーがある。



左肩に「原田式長期目的・目標設定用紙」と印刷されている。





これを書いた人の氏名欄を見ると「木山修助」。やると決めた日は平成21年8月21日、となっている。



目標達成欄に目を通すと今回の目標に「パチンコ甲子園エントリー店舗60店舗決定」と書かれており、以下、絶対できる目標「パチンコ甲子園エントリー店舗50店舗決定」、中間の目標「パチンコ甲子園エントリー店舗75店舗決定」、最高の目標「パチンコ甲子園エントリー店舗100店舗決定」となっている。



これを書いた本人である木山修助氏とは、ぱちんこ情熱リーグを立ち上げた初代理事長で「原田メソッドに出会っていなかったら、こんなに早く物事は進んでいなかった。目標達成のための支援者も具体的に名前を挙げて協力をお願いしたので、支援者にも恵まれた」と振り返る。



目的・目標が設定できたら、何よりも重要なことが目的・目標の4観点である。これを具体的に書くことで目標がより鮮明になってくる。



ここに、自分と社会・他者との関わりを有形、無形の4つのマトリックスに別けて書いていく。



木山前理事長は、ぱちんこ情熱リーグを開催する意義について次のように書いている。



■自分にとって有形の目的・目標



1.経営者としての評価が上がる



2.目標の業績向上



3.採用や人事の安定



4.本気の仲間を得られる



5.部下、子供の見本となれる



■自分にとって無形の目的・目標



1.自分の目標を設定することでの自信



2.次の段取りの可能性が見える



3.社員の思考にプラスの影響



4.自社グループが有名になり社員の遣り甲斐、人格向上



5.仲間の言葉で感謝力が高まる



■社会・他者にとって有形の目的・目標



1.業界全体のQSCの向上



2.現場で働く人の働き甲斐の向上



3.中小企業のノウハウの共有



4.新しい採用の仕組み創り



5.ホール企業が主導の学ぶ仕組み創り



■社会・他者にとって無形の目的・目標



1.業界全体の新イメージの創造



2.他業界への活性モデルの発信



3.未来顧客の創造



4.子供たちが働きたくなる業界創り



5.業界を変革する理念の発信



自分のためだけなら周りを巻き込むことはできないし、協力するものも現れない。



4観点の中で何よりも重要なのが、社会に対して無形の目的をたくさん持つことだ。それは、長期的モチベーションを上げるためにもキーポイントになってくる。



なでしこジャパンが昨年のサッカーのワールドカップで優勝した。なでしこのメンバーは「(大震災で被災した)東日本の人たちに、元気を与えるために優勝を目指した」という。これこそが、社会に対する無形の目的・目標である。



ぱちんこ情熱リーグは業界を変えたい、という一人の熱い想いが周りを動かし始めていくが、社会に対する無形の目的・目標に共感したからである。



平成22年2月10日、「クレオ大阪中央」で開かれた決勝戦の第1回大会には、目標をはるかに上回る137店舗が参加した。





つづく





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