詳細については過去の記事を「原田メソッド」で検索すれば出てくるので、そちらを参照していただきた。
原田メソッドを導入したベラジオが、では、どのように変わったのか? ぱちんこ情熱リーグで日本一になる、という目標を達成することができたが、成果はそれだけではなかった。
「主体変容」。まず、自分が変わることでパチンコ業務においても変化が表れた。
■目標・目的設定用紙の成果
・カウンター担当社員が高額景品の月間売上目標を12万円と設定。過去最高となる15万円を達成した。
・目標を立てて行動するというステップが行き当たりばったりの仕事をなくした。
・社員全員の目標を壁に貼りだし、真剣に相互支援を行うことで、社員の70%が目標を達成することができた。
■ルーティーンチェック表の成果
・毎日、朝イチの開店あいさつを行い、常連のお客様とのコミュニケーションが増え、スタッフの名前と顔を覚えていただく。お客様の来店数が向上した。
・スタッフに毎日モチベーションを高めるメールを配信した。社員が進んで販促活動を行い、スロットの客数がアップした。
・近隣の環境整備(清掃活動、自転車置き場の整備)を全社員で担当し、毎日実践した。お客様からの評価が高まり、子供たちも清掃に参加した。
■日誌の成果
・1日の振り返りで、問題点が明確になり、業務改善が効率的にできるようになった。
・考える習慣が身に付き、社員から業績向上につながるアイデアが出るようになった。
・考える習慣が身に付き、社内の問題行動が減った。
社員からは「パチンコ業界を選んだ自分が自立するために、自分の頭で考える習慣が身に付いた。給料が上がることよりも、教育してもらえることがうれしい」という声も聞こえてくる。
目標を設定する場合のポイントとして、自身や組織が今までの力では手に入れることができなかったことを掲げることに意味がある。
日本一になるという目標に業務上での成果が付いてくる。
「タイミング イズ マネー」
時代の変化のスピードは思っている以上に早い。今すぐやることが何よりも重要だ。

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