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幻と消えたファミレスでパチンコ


業界市場が右肩下がりしているのはパチンコ業界だけではない。外食不況と言われる中でファミレス業界が厳しい立場に立たされている。

ファミレスとは、客単価は500 円~2000 円で、 料理提供時間に3 分以上を要し、客席は 80 席以上、という定義がある。そのほか、チェーン店展開されていて、主な客層が家族連れで、「和洋中」と幅広いメニューが揃っていることが挙げられる。

ファミレスの客数推移は、2005 年以降マイナス成長が続いていて、消費者のファミレス離れが進んでいる。長引く不況でサラリーマンの給料は上がらず、質より安さを求める客が増えたことがファミレス不況の背景にある。ファミレスの中でもサイゼリアに代表される低価格業態が好調なことがそれを証明している。

サイゼリアの後を追うように、すかいらーくは「バーミヤン」「夢庵」などの不採算店については、低価格型店舗の「ガスト」 へ業態変換している。

深刻な人手不足を背景にロイヤルホストのように24時間営業を完全廃止したケースもある。

ファミレスが衰退する一方で健闘しているのが回転寿司チェーンだ。今やメニューは寿司だけに止まらず、うどん、ラーメン、デザート、スイーツとバリエーションを広げ、子供や女子高生が喜びそうなメニューを増やして集客を図っている。衰退するファミレスをしり目に、回転寿司業界ではファミレス化が起こっている。

ファミレスは接客を伴うために外国人労働者を簡単には使えないが、回転寿司はオーダーを始めとしてオートメ化が進んでいるので、外国人労働者でも受け入れやすい。

岐路に立たされているファミレス業界の実情を分かってもらったところで、本題はここからだ。

廃業した郊外ホールの物件が大手ファミレスチェーンの下に舞い込んで来た。広い駐車場が魅力的だった。その地区に競合する外食産業もなかったことから、GOサインがかかった。

廃業したとはいえ、ホールにはパチンコ・パチスロを始めとして設備はそのまま使える状態で残っていた。

ファミレス業界は低価格だけをウリにするわけにも行かず、差別化が欲しい。そこで会議の中で出てきたのが、パチンココーナーを一島ほど残し、無料券を発行してパチンコが打てるファミレスだった。

その地区には廃業したとはいえパチンコファンは確実に存在する。そうしたお客を取り込むうえでもパチンコが打てるファミレスを提案した。

ところが上層部には遊び心がなかった。あえなく却下される。

今、ファミレス業界は消費者ニーズに呼応して「安さ」を最優先しているが、安さだけでは収益アップは望めない。価格面以外の差別化が求められている時だけに、実現して欲しかった。



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