
20代から60代まで、40人あまりの声はいずれも今の業界を批判するコメントのオンパレード。日報のコメント欄を読んでいるかのような錯覚に陥る。
J-CASTニュースは、全日遊連がナゼファンの声を掲載したかを質問したところ「ファンからの声を真摯に受け止めるとともに、改善に向けた取り組みの参考にするためです」と回答している。
ファンの声で一番多い不満は「全く勝てなくなった」ということだ。10年前までは人が集まるところでパチンコの話をしていたが、今は誰もしなくなったので話題にもならない。1カ月の小遣いが2時間で消える。せめて1万円で1日遊ばせて欲しい。
メーカーの機械づくりにも怒りが爆発する。
激アツリーチで散々煽ってハズレ、当たる演出が普通にハズレ。過剰な演出、過剰な約モノは苦痛。子供じゃあるまいし、剣やハンドルを付けて大の大人が喜ぶと思っているのか! 演出はイライラ感しか残らない。過剰な演出、爆音、過剰な役モノの規制をして欲しい。派手な演出台の製造中止を。
やっと大当たりしたら出玉はチョロチョロ。ハイリスク、超ローリターンに。出玉規制をするなら吸い込み規制をしろ!と怒る。
依存症対策が叫ばれているのに、ハイリスク、ハイリターンの機械を作るメーカーに大きな責任を感じる。
営業方法に対しても辛らつだ。
軍団、プロが業界をダメにした。仕事として収入を得ることは良くない。そういう人物がいるからニート層を増やす。等価、貯玉しプレイ、台移動、出玉共有を禁止にして欲しい。
等価よりも33~40個交換にしてベースやスタートを上げて遊ばせて欲しい。無駄な新台入れ替えを中止して、出玉で還元して。
時速2万円の吸い込みはレジャーではない。よく教育された接客は、貢がせるための店の凶作。
店内環境の言及もある。
遊技人口が増えない理由は一部の喫煙者のために特殊な忍耐のいる場所になっているから。店内の騒音も規制すべき。普通の声で会話ができる空間に。周辺機器にも音量規制を設けるべき。
全日遊連がこうした辛辣な意見を公開したのは、やはりメーカーやホールにこの声を届けたからだろう。日報はその想いを10年前から続けているが、全日遊連もいよいよお尻に火が付いたようだ。
こうした声をメーカー、ホールはどう受け止める。パチンコが衰退していく理由は分かっているわけだから、ここを改善しなければならない。
メーカーはホールの売り上げを上げるために、批判の対象となる機械づくりは今後も止めないのか? ホールもいつになったら、等価・高価交換営業からの脱却を図るのか!

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