パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

アナログ抽選機は大量出玉に拘る必要はない

ご無沙汰しております。

ご挨拶は手短に済ませて本題に。

業界は、市場や社会情勢について鈍感なのかなんなのか分かりませんが、ギリギリまで動かないのがパチンコ業界の常みたいです。

最初に話題に上げたいのは、等価交換の時代は終わったという事。
そんなの分かってるワイ!と言われますね(笑)

一物一価の徹底で、中々等価交換から脱却出来なかったのはみなさんご存知。
昔は一物二価が当たり前で、1ぱちが出現したら、一物三価なんてホールも結構ありましたね。

本当は等価交換をやめたいホールは結構あるようです。
1年前、ある大手ホールが等価交換をやめて、33玉~30玉交換に変更した場合の研究及び検討をしていました。

しかし今年2月からの規則変更に伴う事情から、その話は無くなったそうです。
小役集中があったとしても、一回の最大大当たり出玉が1500個では、3円交換で4500円ではねぇー。

また、あるチェーンは、実際に数店舗で33玉交換にしてみましたが、稼働はふるわずやめてしまいました。

大半のお客様は等価交換に慣れてしまっているようです。

しかし最初から30玉交換を維持しているホールチェーンの稼働の落ち込みは、等価交換の店舗よりも大幅に少ないケースもあります。

ホールのロケーションは、人口密集地や過疎地とそれぞれですが、東京近郊のホールでは閉店したりと人口密集地でも安堵ではありません。

どうも色々な情勢を見ていると、パチンコ業界は、後手後手な対応で、状況を悪化させている。

出玉規制やカジノ関連などを見ていると、業界は自分たちを追い込むことをしています。

出玉をなるべく多くするような機種の販売や販売予定が組まれていますが、そんなスペックは、その時だけで、場当たり的なだけ。

本来将来的に必要なスペックは、もっと違うと思います。

先日18万発出たと話題になったライジンマン。
私はライジンマンが大好きで、今でも打ちますが、不満な点もあります。
完売したと、Agonは安堵しておるようですが、改善点を主観で申し上げるならば、


最終クルーンまで到達する前に、イライラする関門が複数ある。

1番上の、奇数ゾロ目が揃うと一瞬開くアタッカーにイライラ。

ゾロ目になって一瞬開いても、ギリギリの所で入らないのにイライラする。
これが長時間続くと精神的に疲れるから、私は玉を追って見ません。


せっかく77のタイミングに玉乗りが合わないと77が揃っても2個3個しか入らないんですね。
あるホール店長は、1個しか入らなかったことがあるそうです。
77が揃ったらアタッカー開放時間を長めにして、最低でも5個以上は入って欲しい。


男性の声が聴き分け辛い。
ホール内の騒音に掻き消されない音質にして欲しい。
男性の声が謝るならば、マリンちゃんの声の方が聴き取りやすい。


そんなに連チャンしなくてよい。
基本的に、一発台的な要素の機会に、大連チャンは要らない。
その分、通常時のイライラ感が増幅することを軽減した方がマシ。

ライジンマンで大当たりするまで、最上部のパカパカアタッカーに300個以上は入れたケースは何回もある。
その道のりは、期待感よりも疲労感の連続だ。

最下部のクルーンでのハラハラ感を得るまでに、どれだけの時間と金を使うのか?

だからライジンマンは、4ぱちで遊ぶのではなく、1ぱちで遊ぶものだと思う。

あるホールでは、ライジンマンを4ぱちで新規導入して、3週間後に1ぱちに移動したケースがある。
その2週間後にまた4ぱちに再移動。
この時、1ぱちの稼働は上々であり、打ち手も1ぱちとの親和性を感じたものです。

アナログ抽選の良さを感じる機会が中々出ないのは何故か?
それは大量出玉にこだわるからです。

大量出玉にこだわらない、アナログ抽選の良さを感じる機会の開発こそが、これからのパチンコに必要なスペックです。

つづく


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