パチンコ日報

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待ったなしになってきたパチンコ店の全面禁煙

10月、厚生労働省が2020年の東京オリンピックに向け、受動喫煙防止の規制強化案を発表した。パチンコ業界に関連するサービス業は「建物内原則禁煙」。喫煙室の設置は容認するが、副流煙防止のために、禁煙席は禁止となっている。

厚労省は罰則付き受動喫煙防止対策のたたき台を作成し、11月16日には関連業界に対するヒアリングを行い、パチンコ業界からは日遊協が出席して意見を述べている。

それによると、パチンコは許可営業という特殊性と遊技客の喫煙率が他のサービス産業に比べ、際立って高いことを挙げ、一般的なサービス業の括りの中にパチンコ業が入ることに難点があることを挙げ、環境整備ができるように十分な準備期間を要望した。

また、全日遊連もパチンコ業は構造設備の変更には風営法の厳格な規定があるとして、店内に喫煙所を設けるにも構造設備の変更手続きが必要になるため、対策強化が実施された場合でも喫煙所等を設置するまでの期間に配慮を求めたい考えを示している。

ニュアンス的には全面禁煙を反対するものではないが、十分な準備期間を求めている。

この問題は10月20日付の「パチンコ業界にはいいことだらけの全面禁煙、早期実現を望む」でも取り上げている。パチンコ業界が躊躇しそうな全面禁煙だが、積極的に全面禁煙化したくなる背中押しコメントをいくつか紹介しよう。

「内部改革で実現できなかったのは残念ですが、外圧とはいえ、パチンコ業界が変わる貴重なチャンスです。間違っても分煙化拒絶を働きかけるような愚策を取られないことを願います。また、スタッフの求人についても分煙化は非常に有益です。例えばアルバイトスタッフの求人においても有利になるでしょうし、正社員の求人においても有利になることは、間違いないでしょう」(元ヘビーユーザー)

「全面禁煙にしたからといって新規客が増えるわけではない、というのには同意ですが、新規客を増やすには、まず全面禁煙にする必要があると思います。その上で、今のパチ屋が行っている「抜けるところからは全力で抜く」という営業方針を変える必要があります。というより、これこそ新規客を増やすために最初にしなければならないことなのですが、なぜかそういった努力をせずに「禁煙化すると客が減る」と思考停止している現状です。営業方針を変えることもなく「禁煙化すれば客が減る。デメリットが大きい」というのは事実ですが、そんなことを言っている低レベルな店はどのみち長くは持たないのではないのでしょうか?」(パチンコ屋にかつての活気を取り戻して欲しい1ファン )

「ホールの喫煙規制はあくまで完全分煙化の方向が濃厚なのですからタバコは喫煙室で吸えばよいだけのこと。本来喫煙者がそれでパチンコをやめる理由なんて全くないのです。もし喫煙室に行くまで我慢できないレベルの重度のニコチン中毒であれば、禁煙外来へ即行くべきでしょうし、いちいち喫煙室に行くのが面倒くさいとか子供じみた理由でをそれを否定するのであればその人自身の幼児性を疑われても仕方のないことです。社会のスモークフリー化はあくまで成熟した民主主義社会の当然あるべき棲み分けの制度ですから、できる限り早期の実現を願いたいものです」(ヤマ)

「これは、賛成ですね。分煙ってのありますけど、禁煙にしてしまった方がいいですね。愛煙家の方全てとは言いませんが、やっぱりマナー、モラルが低い方が多い気がします。未だに、GOGOランプに根性焼き入ってるやつあったりしますしね。あーゆーの、悲しくなるし」(りょうが)

「喫煙者ってマナーも思いやりも欠ける方が多いのでほんとにいらない。どこも一緒に禁煙になればデメリットは無いと思います」(非喫煙者の店長)

「全くおっしゃる通り。煙草の吸い殻処理がなくなれば…清掃スタッフの仕事は半減、人員削減にもなる。私は交換所の窓口に残る煙草の残り香が嫌いですので、禁煙になればリセッシュの減りが少なくて済みますわ…吸い殻のポイ捨てもなくなるし」(窓口の姐)

以上


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