パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

脱等価の次は脱無定量営業

「業界を悪くしたのは、等価交換ではなく、最大の悪は無定量営業」と断定する業界人がいる。

実際、完全等価をやっているホールよりも無定量営業の方が圧倒的に多い。無定量営業は止め時が分からないので、のめり込みの一因になっているとも考えられる。

無定量営業はホールの釘や設定にも連動する。定量制時代の様に交換時の売り上げアップが期待できない分、売り上げが下がった。下がった売り上げを補完するためには、釘は閉まり、設定は入らない。

そう考えると等価交換よりも無定量営業の罪は大きい。

東京が脱等価へ舵を切ったが、その成否が千葉、埼玉、神奈川県への影響も連動する。成功すれば追従するだろうし、稼働が下がり、客離れの影響が出れば様子見となる。

その一方で九州で影響力を持つ福岡県が来年2月1日から脱等価に踏み切る。パチンコは27.5個、スロットは5.5枚となる予定だ。

ここらで、33玉交換で、かつラッキーナンバー交換営業で成功するホールが登場して欲しいものだ。

無定量営業からの脱却が、のめり込み防止策につながるのであれば、業界としてはもろ手を挙げて賛成したいものだ。行政にも顔が立つ。

何よりもラッキーナンバー交換で売り上げが上がれば、それだけ遊ばせる営業ができる。

ラッキーナンバー交換営業に戻ることは、のめり込み防止や売り上げ増につながる、というメリットがある一方でデメリットもある。

ラッキーナンバー営業では出玉を視覚で見せることが何よりも重要になる。ということは各台計数機を外して、玉積みを復活させることがポイントになる。

そうなると、人の問題が起こる。

労働力が不足している時代に、高い時給だけでパチンコホールへ応募して来る人がますます少なくなっている状況で、どうやって人を確保するか。

今は応募する側も各台計数機があるかないかで店選びをするわけだから、人材確保のハードルはさらにアップする。

1000台規模の大型店は、ラッキーナーンバー営業になると人手を確保するだけでも大変になってくる。

そうなると俄然、中小規模店の方が有利になって来る。

ラッキーナンバー交換になると絶対的に必要なスタッフの数も全然違うので、中小規模店が大型店に勝てる時代になる可能性も出てくる。

玉運びはお客さんにさせれば、人手不足の解消にもなる。勝って自分の玉箱を運ぶことはお客にも嬉しい重量感を感じてもらうことができる。ガソリンスタンドだってセルフ方式の方が多いぐらいだから、セルフに抵抗感は少ないはずだ。

33玉、ラッキーナンバー交換、セルフパチンコでの成功事例が欲しいところだ。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える



※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。


50銭パチンコより4円の50玉~60玉交換

10月から11月にかけて、大阪のキタとミナミで1000台クラスの大型店が3店舗もグランドオープンした。圧倒的な出玉でオープン期間中はフル稼働状態だが、「9割はプロ、軍団」というのが業界人の共通した見方だ。

ホール側も当然そんなことは織り込み済みだ。整理券は紙で印刷すると偽造する輩も出てくることからカードタイプでホログラムを取り入れたものまで登場している。

それほどグランドオープンは軍団にとってはお祭りで、整理券、抽選券が取れるかどうかが、死活問題になる。

この光景を見るたびに「業界は何をやってるんだ」と思う。プロ、軍団と折り込みながらも大量に放出する。グランドオープンは一から新規客を確保して行かなければならないので、出玉は重要だ。プロが来ない店は出玉がしょぼいので一般人も来ない。

軍団対策にグランドオープン期間の出玉共有を禁止したりしているが、平常営業に戻った途端に閑古鳥が鳴いたのでは元も子もない。

かつてのように新規客が増えない状況でのグランドオープンといいうのは、プロ、軍団を食わせるためにやっているように見える。プロだからといって全員が勝つわけではない。昔からプロはいたが、当時は組織化していなかった。

東京が脱等価に舵を切って、等価営業をしていたホールにじわじわと影響が出ている。

例えば3500玉を交換した時、等価で1万4000円だったものが、現在は1万2500円だ。1500円のこの差がボディーブローのように効いてきている。

「このギャップが損している気分になる。昔から33玉交換を続けているところは、このギャップがないので、稼働は変わっていない。むしろ上がっている店もある」(東京ユーザー)

東京・昭島に40玉交換が主流の時代に、50玉交換のホールがあった。交換率は悪いにも関わらず、平日でも8~9割の高稼働を誇っていた。

理由は2つあった。

50玉交換なので、ガンガン回るので、ストレスがない。土日になると1日2回ほどアイスクリームのカップを配っていた。

実はこのアイスクリーム欲しさに、多くのお客さんが50玉交換の店を選んでいた。缶ビールのケースにおまけが付いていたら銘柄よりもおまけ付を買うのと同じ心理だ。

今、業界が40玉交換に舵を切れば、数少ない4円客は業界から去って行くものと思われるが、ベース30、ベース40で営業を強いられることになれば、いずれ戻らなければ行けない着地点である。

1円の稼働が取れなくなったホールが50銭を選択するが、4円で50玉、60玉交換にチャレンジする方がまだましかも知れない。

ベースによく入り、大当たりしなくても玉が減らない営業を実践して欲しい。バカ出ししても換金して日当2万円以下ならプロは寄り付かない。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。

前例主義をぶち壊せ

警察庁の大門課長補佐の講和の中で出てきた、1時間で3000個(1万2000円分)のベースの機械を作らなければならないとなると、従来のセブン機の発想を根本から捨てなければならないが、開発現場はそう簡単に頭を切り替えることはできない。

それは開発の頭が「液晶脳」、「版権脳」、「ギミック脳」、「確率脳」に凝り固まっているからだ。これを一度リセットする必要がある。

「大当たり確率1/50~1/60でベースはゼロ。でもその分ガンガン回して大当たりすれば700~1000発出る機械。販売台数もそんなに多くはなかったが、前評判は結構高かった。ところがホールに導入されると稼働がイマイチだった。ベースが低すぎてお客さんには受け入れられなかった。かといってベースを増やした時の着地点が全く分からない。一番分かりきっていることは、ホールもユーザーも求めていたのはMAX機だったこと。ライト、ライトミドルもダメでユーザーが求めている機械が分からない」と苦悩するのはメーカー開発担当。

実際、ダイコクのSISデータを見ても、ライトもライトミドルも稼働がイマイチだ。2円パチンコで成功している事例も少ないように、中間スペックは受け入れられないのだろうか。

「1/200は手薄だったので力を入れたこともありましたが、鬼門です」(同)

会社の上層部からは「大至急ホールが買ってくれる台を作る」ことが至上命令となり、開発現場には相当のプレッシャーがのしかかっている。

ホールが買ってくれる機械を作るというのは至極ごもっともな話であるが、財務に余力があるメーカーには、もっとチャレンジしてほしい。

メーカーにチャレンジという言葉を使うと、ギリギリのスペックで保通協を通すことを指すが、そういうチャレンジではなく、保通協も申請を受け付けるのに困るような前例のない機械作りにチャレンジして欲しい。

その昔、全面チューリップだらけで、開いているチューリップに入ったらダメで、チューリップをすり抜けて、アウト玉になったらセーフ玉になる、という逆転の発想台なんていうものもあった。

役物時代の方がメーカーも柔軟な発想があった。

役物台を作ると「ゴト師に狙われる」と尻込むが、ゴト師をシャットアウトする機械を作ることも開発の役目だろう。

「そんな無茶な」というれることに対応できる発想力を鍛えることで、この業界のピンチを救う機械も出てくるというものだ。

人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。



タブーを論じますか?

東北のホールオーナーが東京へ店舗視察にやって来た。都内の激戦区のホールを一通り見て回った後,後学のために新宿・歌舞伎町の裏スロ店に潜入した。

紹介者がなければ入れない店舗で、紹介者と同行した。区役所側の雑居ビルの2フロアーが裏スロ店だった。

4号機ばかりが60台ほど並べられていた。ほぼフル稼働の状態だった。

「スロットの稼働が落ちているのに、4号機は今でも支持されている。やっぱり4号機は凄いな。コンテンツは古いのに今でも打ってくれているということはどういうことか。北斗は最後の方は稼働が落ちていたが、今の5号機とは比べものにならない」と感慨にふけった。

レートは1枚20円。改造されていないノーマル機。ということは4号機時代のホールがこの裏スロで再現されているわけだ。

裏スロ屋で打っていて、万一摘発でもされ、逮捕されたら会社が潰れてしまうので、打つこともなく30分ほど見ていた。

サブ基板で動かしていたAT,ARTが一掃された後のことを思うと、オーナー自身スロットは終わった、と思っている。

「ノーマル機で連チャンの波を作って欲しい。だらだらのAタイプではお客さんがつかない。1時間で連チャンさせないとやっぱりダメだな。ギャンブル性がないとスロット業界はダメだよ」とこの裏スロの賑わいを見てそう思った。

人間の欲望というものは際限なく、どんどんエスカレートする。まさに射幸性がそれで、だから風営法で規制されている。

「4号機が規制されないように業界は使うべきだった。ミリゴのような機械を出せば規制されるのは当たり前」と今さらいっても後の祭り。業界には自助作用がない、といわれても反論できない。

この原因を識者はこう指摘する。

「業界に日本人経営者がもっとたくさんいたら、業界はここまで衰退していなかったかも知れない。日本人は後ろ指を指されたくない、という恥の文化がある。その昔、ムラの田植えには近所が総出で手伝った。ムラの掟を破ると村八分になった」

昔ほど業界経営者の国籍問題もタブー視されることはなくなっているとはいえ、公に論じられることはない。立派な在日の経営者もたくさんいるが、こうしたおおもとを糺さないと同じことを繰り返すだけ。

スロットの稼働が落ちていることに対してこんな意見もある。

「全部30パイにしたらいい。出玉感が全然違う。全メーカーが統一して30パイにすべきだ」

そこ?

なんだか空しく聞こえる。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。





遊技に戻る秘策

一般誌のフリーライターが今回の撤去問題を取材に動いた。感触としてはベースは一から説明を加えなければいけない問題であることに加え、パチンコ自体に一般読者の興味が薄いために記事にはなりにくい、と思った。

記事は没になりそうだが、カジノ関係者を取材している過程で面白い話を拾った。

先進国の中でカジノがないのは、日本ぐらいで、その理由は日本全国津々浦々にミニカジノであるパチンコ店があるから、というのは今さら感がある珍しい話ではない。

ミニカジノ化のきっかけとなったのが、パチスロが認められたことで、日本でカジノをやる意味がなくなった。

ところが、日本にも税収不足の問題が起こり、海外でも成功しているシンガポール方式を手本にしたIRを作るために政治家が動き出した。

ここまでも目新しい話ではない。

日本でカジノを成功させるためには、外国人だけでなく、日本人にも遊んでもらわなければならない。特にマカオのカジノを支えていた中国人富裕層が汚職撲滅の影響で来なくなり売り上げが激減している。

日本人に来てもらうためには、ミニギャンブル化しているパチンコの射幸性を削ぐ必要が出てきた。パチンコを本来の遊技に引き戻す必要が出てきた。その第一弾が現在進行中の規制の数々だ。

ここまでも業界人には釈迦に説法だ。

本題はここからだ。

本来の遊技に引き戻す秘策についてこんな見解を持つ。

「例えば、10万円勝ったとしても、1日に換金できる最高額を5万円までとする。残りは翌日に持ち越される。そうすれば、射幸心が削がれることにもなる」

これだけではない。

「総出玉の半分までが換金出来て、残りの半分は強制的に一般景品と交換させる。元々警察は一般景品の持ち帰り運動を推進していたが、最近はそういう話もあまり聞かなくなった。これを警察からいわれてやるのではなく、業界の自主規制で行うことが重要。そうすることで、業界の最後の砦である3店方式を守ることにもつながる。釘問題以上に3店方式を禁止されたら、業界は壊滅する」

ギャンブル志向のお客さんは一掃されるかも知れないが、本当に遊びたい、というお客さんに戻ってきてもらうようにしなければ、いけないところに来ている、ということだが、その状態をすぐに受け入れられないことは重々承知している。

ギャンブル化に拍車がかかり、業界人も遊べない現状を考えれば、結論は出ている。業界人も遊び、人にも勧められる姿にするには、本来の遊技に戻ることしかない。

人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。