パチンコ日報

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ホールは対策を講じてからメーカーに文句をいうのが筋

釘で集客できない時代に備えてで、ハンドルネーム「ザッシュ」さんの意見。

以下本文

版権物がそんなにダメでしょうか?

かの確変5回リミッターの時代に、今までパチンコを打たなかった層を開拓したのは平和のルパン三世K / A / Vでした。2006年に京楽から発売された、ぱちんこ冬のソナタだってそうです。

「釘で集客できないなら版権力で――」となるのが自然な思考じゃないでしょうか?

自分は版権物が嫌いじゃありません。好きな版権の世界観の中で遊技できるのは魅力です。

ただ、既存のユーザーが「今のパチンコは遊べない」と言っている状況で、版権力にまたがって新規顧客を取り込んでも、「やっぱり言われてる通りの業界だった」でおしまいになるんじゃないですか? とは言っておきたいです。

>アイドルグループの大型版権の第二弾は柳の下に泥鰌。思ったほど売れなかった。特にそのシリーズの甘デジは、大当たりして50%で連チャンモードになるが、時短がついていなかった。

このシリーズが凋落した理由の核心は、以下の通りだと考えてます。

『DK-SIS白書』によると、このシリーズ第1弾のパチンコが導入された2012年・ライトミドルの時間粗利は1,020円。ミドルスペックが910円ですから、「もうちょっとどうにかならなかったのか?」というのが正直なところですが、翌2013年は、何と1,220円に跳ね上がりました。

キツイと言われたパチスロAT機の時間粗利が970円ですから、暴利としか言いようがありません。波荒な側面のあるスペックとは言え、ライトミドルをこんな調整で使うホールが大勢を占めている状況では、打って「楽しい」と感じるユーザーなど皆無に近かったでしょう。

そして、2014年。ユーザーが抱くスペック的な印象が「最悪」の中、訴訟沙汰が影を落としてホールでのグッズ展開ができず、不動のセンター卒業後にグループを率いたエースの卒業セレモニーに導入を合わせることもできず、ファン目線では少々ズレたタイミングで登場した第2弾――。

導入条件・時期がベストじゃなかったし、「ライトミドルスペックの空洞化」という下地をホール企業が整えてくれていたのだから、凋落するのも致し方なしかと思います。

演出の作りについて批判が増えているのも、スペックの魅力を損なうほど高額な遊技料金を取られることに対する客の不満がねじれて噴き出したものじゃないでしょうか?

とりあえず、直近のぱちんこ仮面ライダーフルスロットルからは、「淡泊すぎて、MAXタイプがこの演出じゃもたない」という声が聞こえて来ました。

そもそも、美麗で精細な液晶演出や驚愕の稼動をするギミックは、近代になってからパチンコが獲得した表現手段に過ぎず、遊技の本質ではありません。

スペックの甘辛や負担する遊技料の多少と異なり、数値化できる指標もなく、凝った演出が良いか、シンプルな演出が良いかなど完全に個人の好みです。結論はどちらのタイプもホールにあるべきだし、遊技者は自分の好みに合った機械で遊べばいい。

ちなみに、最近の台は多くが音量・光量調整を実装しています。スマホ連動サービスを利用すれば、演出の信頼度を変える事が可能な機種もあります。

京楽系で言えば、サプライズボタン飛び出し、超絶カットインの信頼度を高く設定しておけば、思わせぶりなリーチが外れてもイライラしません。重要演出が出ないのだから、「これは外れるリーチなんだな」と達観して見ていられるし、当たれば「もうけもの」と喜べます。

Air-VibやP-フラッシュの作動確率を高め、一発告知系の味付けをしておけば、一足早く当たりを察知できるので無駄玉防止にもなります。

遊技台の横に差し込まれた案内には小冊子と被る内容が書かれているだけで、現場に個人の嗜好に合った快適な遊技環境を構築する手助けになるものが無いのは何なんでしょうね……。

ねじれて噴き出したものとは言え、客の不満に自分たちでできる対策を講じず、すべてメーカーの責任で片付けるホール企業はどうかと思います。


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