オーナーはパチンコ店の客とマクドナルドは親和性が高いと考えた。将来的には自店の駐車場でもマクドナルドを展開しようと思い、この話の乗ろうかと迷っている。
迷う理由はマクドナルドが食の安全で評判を落とし、マクドナルド離れが加速しているからだ。
マクドナルドのフランチャイズ契約は、マクドナルド大学で研修を受けた後、1号店は直営店を買うことが条件らしい。それを足掛かりに後は自分で出店していく。
フランチャイズ契約は10年。途中解約すると違約金が発生する。手放したい時は自分で次のオーナーを見つけてきたら問題がない。
つまり、マクドナルドのフランチャイズを止めたがっているオーナーから、この話が舞い込んだ。
「飲食業にも興味があった時なのでこれはチャンスと思っている。こんな話は滅多に来るものではない。ホールのお客さんにマクドナルドは合うと思う」(ホールオーナー)
マクドナルドのオーナーは1店舗ではなく、結構な数を運営している。それを手放したいというのは、やはり業績が下がっているからだろう。
高校生の時にマクドナルドへアルバイトで入り、高校卒業後に社員になって30年が経過するマクドナルド関係者によると、マクドナルドの売り上げはピーク時に4000億円あった売り上げが今期は2000億円ぐらいになる見通しだという。全盛期の半分にまで売り上げが落ちている。
「入社5年目のころは年3回ボーナスがあって10か月ももらった時代もありましたが、少子高齢化で今後業績が回復する見通しがないのは、パチンコ業界と一緒です。原田社長時代に24時間マックを始めて客層や雰囲気が変わり、ファミリー客が来なくなるようになりました。ドライブスルーもかつては行列ができて渋滞を引き起こしたりしましたが、今は並ぶこともありません。マクドナルドは終わりですよ。この年では他に行くところもありませんが、高校からの同級生の同僚は去年の期限偽装事件があった時に辞めました」(マクドナルド関係者)
そもそもパチンコとマクドナルドの親和性が高いというのなら、大手などがフランチャイズ展開しているはずだが、あまり聞いたこともない。
よほどホールの財務に余力があるのなら、ともかく、マクドナルドの社員が「終わった」という事業を始めるメリットはあるとは思えない。
外食で苦労するなら、資源をホールに集中すべき、というのが大方の見方だろう。
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