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割を落としていないのに稼働が落ちるのは立食パーティー理論?

かつてはドミナントの各店舗が繁盛店だった。

駅前の500台クラスの旗艦店は未だに4パチ、20スロのみの営業を続けているが、さすがに稼働は下がり始めている。

駅から少し離れた店舗の稼働の落ち込みが激しく、ことし1店舗を閉店したほど事態は深刻だ。

その予備軍がある。

「1円は閉めてもいないの稼働が低下している。閉めてもいないのに飛ぶのはおかしい?」と店長も頭をひねる。

10年、20年来の常連客は4円を打ち続け、おカネが続かなくなったからといって1円へ移動する常連客は少ない、というのが同店の特徴でもある。

店長は常連客の何人かに話を聞いた。

「出なくなった、というより周りの顔見知りがいなくなった。昼間から打っているのが恥ずかしくなった。以前は昼間から繁盛店だったので、そんなことも考えることもなかった。顔見知りがいないと何だかみじめだよ」

割数を落としていないのに、お客さんがいなくなっていく原因がこんなところにあるんだろうか?

「それは立食パーティー理論ですよ」と指摘するのは業界事情通。

立食パーティーは、最初は一つのテーブルにたくさんの人が集まるが、時間の経過と共にテーブルによっては人がいなくなることがある。

知り合いも先に帰ってしまい、一人取り残されたら居たたまれない。パーティーの中締めは終わっていないが、会場を立ち去るか、顔見知りがいるテーブルに移動するかのどちらかになる。

かつては繁盛店で昼間から賑わっていた=パーティー開始時にはテーブルにたくさんの人がいる。

今は昼間は閑散として来て打っていることが目立つ=広いテーブルに1人しかいない。

我に帰ると恥ずかしさの方が強くなって、パーティー会場を立ち去るように、ホールからも足が遠のいてしまう。

特にお年寄りなどの常連客はその傾向が強い、ということなのではないか。

ということは立食パーティーでいえば、テーブルに1人取り残させないようにするしかない、ということだ。

これをホールに当て嵌めて、常連客が離散しないように努力するのは店長さんの仕事だ。


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