このポスターを見た警察関係者が怒りを露わにしている。
「行政当局から射幸性を下げるといわれていることが、どうして金賞品の値上げになるのだ。よくも警視庁はこの文章にOKを出したものだ。この文章は不愉快極まりない。射幸性を下げることと金賞品の値上げの整合性が全く取れていない」
いわれてみれば、確かに警察庁は射幸性を下げる指導はここ何年もやっている。業界が一向に重い腰を上げないので、痺れを切らせた警察要は、射幸性の高いパチンコとスロットを同時に規制に乗り出した。
「ベース問題や消費税対策とはっきり書けばいいものを、これはお為ごかしの何ものでもない。書き直せといいたい」
脱等価の先陣を切った大阪が脱等価に走った経緯はこうだ。
大阪府警から「1000円相当の賞球玉を1000円(仕入原価)の賞品と交換することは、業界でいう「いわゆる等価」で射幸心を著しくそそるものと思われ、風適法違反の疑いがある。風適法にいう「等価の物価」とは同等の「市場価格」を有する物品で、「市場価格とは一般の小売業における恒常的な販売価格をいう」との発言を受けたものだった。
市場価格とは仕入原価に利益と消費税を上乗せしたものだ。
大遊協が市場価格を調べた時、例えば、100円で仕入れたものは、市場価格が112円~168円。平均の市場価格は132円だった。
一般商品なら各々が利幅を乗せて販売すればいい。利益を乗せすぎて高ければ消費者は買わないし、安ければ消費者は買う。
だが、東京の金は国際的に価格が決まっている。逆ザヤ防止のために市場価格よりも高く買い取っていることに矛盾が生じていた。
価値ある特殊景品に金を採用したばかりに、変動相場制で目まぐるしく金価格が変わるのでややこしかった。
先の文章は都遊協と警視庁が合意の上で出されているものと思われるが、その上も納得させなければいけないわけで、筋を通す人は筋が通らないことを嫌う。
特殊景品の等価交換は射幸心をそそる恐れがある。
そのために特殊景品の等価交換を止めた。
これでよろしいでしょうか。
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