スロットが等価営業のため脱等価のネックになっている、といわれている。
しかし、問題は「そこではない」と指摘するのはスロット開発関係者。
「昔は見せ台、遊び台、回収台、と設定を振り分けていた。1機種で何十台も導入したからそういう設定配分もできた。今はバラエティーで1~2台しか導入しない機種もあるので、設定配分もない。基本はベタピンの事故待ち営業をしている。営業ノルマを達成するために店長は、等価交換では高設定は怖くて使えない。スロットを6枚交換にするなら、高い設定を入れることもできる。ただし、6枚交換にするなら組合全体で足並みを揃えれば、どうしてもお客さんは5枚交換に流れる。昔は組合が強制力を持って自主規制を守らせていた」
つまり、脱等価は一物一価が問題というより、大阪のように組合が強制力を持って行えば、可能である、ということだ。
むしろ、等価交換によるスロットの客飛びの方を心配する。
「設定1は出率が96%ぐらいだから、営業割数でいえば6~7割営業の世界。設定1で1日打てば2~3万円は負ける。ベタピン営業しているのだからお客さんの足が遠のくのは当たり前の話。ベタピン営業は遊ばせるのではなく、打ってくれるだけで売り上げが上がる。設定配分すれば、10人いれば3人が勝って、5人が負けて、2人がチャラという具合の営業ができる。設定1でほったらかすことによって、チャラの人がいなくなる。1人勝って9人が負けるようなことになる。設定配分すれば勝った人やチャラの5人がリピーターになる。設定1でほったらかすということは、1人しかリピーターにならず、負けた9人がみんな辞めて行くような営業をしているようなもの」
パチンコと違ってスロットはベース削りというものができない特性がある。パチンコは他入賞口を殺したり、出玉を削ったりが釘でできる。一方のスロットはプログラム上小役カットもできない仕組みになっているので、設定1を使うことがベース削りにつながる。
「どんな機械も売り上げを上げるために、ベースを削りまくっている。そういう意味ではやはりメーカーよりもホールの方が悪い」と断言する。
ま、こんな水掛け論をやっていてもコトは進展しない。
もう一度原点に帰って組合が強制力を持って自主規制の数々を復活させることのほうが、業界のためになる。
風俗営業は特に自由競争をしてはいけない業種であることを時代の流れから学ばなければならない。
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