
小野代表の経歴は中堅ホールで店長、ブロック長、遊技機のバイヤーを経て、遊技機販社を立ち上げた。遊技機販売に際し、バイヤー時代に培ってきた商品判断を元に、付加価値として新台情報をペーパーで流していた。それが大好評でペーパーだけが欲しいという需要の高まりから、サイト運営へと至る。
「機械評価はいかに主観や感覚を排除するか。主観は人によって違いますからね。7割方は客観的に点数付けしています」
ホールにとって失敗しない新台選びが何よりも重要だ。稼働貢献する機械だけを入れたいが、前述の通り約4割は稼働貢献しないままに終わっている。この4割を導入しない指標がホールには必要になる。
「MAX機の設置比率が40%を超えているが、規制がなくてもすでにMAX機は終わっている。半年間設置して、機械代が回収できていないMAX機がたくさんある。牙狼は打ちたいが他のMAX機は打ちたいわけではない。他のMAX機を打つのはせいぜい10%ぐらいしかない。最後のMAX機商戦には乗らないこと。1年も使える機械は少ない」
サイト内のメインメニューである新台評価は、東京で展示会が開かれて2日以内にアップする。それは評価を読んで注文しても間に合わせるため。


ホールが購入する時の指標となる稼働貢献週、店舗規模による適正台数、さらにはオススメ度が点数で表されており、50点越えが一つの目安となる。
中古機を買う場合に便利なのが「検索くん」。

様々なカテゴリーでソートし、過去の実績結果が一目瞭然でわかる。メーカーの過去の導入実績を調べたり、スペック毎の稼働貢献を調べたり、稼働貢献に適した販売台数ラインを調べたりと使い方は様々。今まで感覚でしか捉えていなかったモノが、結果として把握することができる。例えば、13週以上稼働貢献している機種を絞り込んで機種選定することができる。
スペック比較はシリーズ機種がスペックアップしているのか、スペックダウンしているのかを比較して、「優秀機とコケた機械、何が違った?」など、機種毎の比較がより簡単にできる。
新台シミュレーションは導入機種を自店の営業方法に合わせて戦術的に使うためは不可欠なツールだ。
登録から1カ月間は無料で利用できる。料金は年間6万5000円。

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