他入賞口のゲージが保通協に持ち込まれたものとメーカー出荷時のゲージは違うのか? 単刀直入にズバリ聞いてみた。
「違うのか違わないのかでいえば、違う。ただ、ホールがメーカー責任と騒いでいるのはちょっと違うと思う。店がよくなるように隠れた努力をしてきたのに、がっかりした」
メーカー関係者はあっさりと認めた。
「メーカーは売るために機械を作っている。買う側が求める機械を作るためにわれわれも工夫してきた。メーカー出荷時点では釘は概ね真っ直ぐで、玉がかりがしないゲージで出荷している。メーカーはホールが釘調整することを大前提にしている。釘が曲がらなかったら買わないのに、それをメーカー責任にするのはおかしい」
もう少しメーカー側の言い分に耳を傾けてみよう。
「ホールさんは1台40万円もする機械を価値を見出しているから買っている。つまり計画を立てながら買っているはず。例えば、40万円もする甘デジを買う場合は、半年ぐらいは使うぐらいの計画を立てるはずなのに、それができていないことが最大の間違い。ここ10年以上、新台入れ替えだけに頼ってきたツケが機械代の回収ばかりを急ぎ、機械を育成する努力を怠って、客離れにもつながった」
いずれにしても、行政指導でベースを上げることだけは決定事項なわけだ。ベース40時代に、打開策はどこへ求めればいいのか?
「43個に戻せば自ずと答えは出てきます。それと3000~5000個の定量制営業。定量制の考えをもう一度見直すと、低玉貸し営業することなく、滞在時間や来店回数も増えるはずです」
等価交換営業が主流になると共により出玉のあるMAX機、とギャンブル化に突き進んだ業界は、大衆娯楽とはかけ離れた現在の姿が段々とスタンダードになって行った。
等価・高価交換営業では釘は絞まる→客離れ→新台入れ替え→機械代回収→釘が閉まる→客離れを繰り返す中で、救世主として1円営業が出てきた。
2.5円交換営業や定量制営業を続けていれば、健全な大衆娯楽として成長していた可能性が高い。1円に頼ることなく4円だけで営業が成り立つことが業界としても望ましい。
業界が進む方向性に迷ったら、一回原点に立ち返ってみる。そのアシストをしているのが警察の指導でもある。
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