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自分は北海道民なので、現況の市場環境&景気動向を見るに、等価疲弊というよりは4円疲弊を強く感じています。
全国的には4円疲弊が収まって4円稼働の回復が出てきているようですが、北海道はまだそこまで来ていませんね。4円コーナーは、新台に座るお客様(俗にいうヘビーユーザー)と海に座るお客様(常連様ですね。店によって違ってきます)の他は、あまり見当たらない。
ハネデジコーナーでもお客様は少なく、海の信頼感をなくしてしまっている店舗では、メインの沖縄海3でも満台などありません。
というか道内で沖縄海3を40台以上入れて常時満台の店があったら教えていただきたいくらいです。
私の意見としては低換金は歓迎なのですが、それに相応しい機械が存在するのかな?という疑問ですね。
源さんや黄門ちゃまが主流の時期の北海道は戻し2円or3円が多く(2.5円って札幌中心部では少なかったんですよね)、その時期の等価の店は「先進的」っぽい評価を一般ユーザーから頂きつつ「でもついていけない」という評価もありました。
でも等価の店舗には当時としては遊べる系の機械(ファインプレーやファンキードクターとか)も置いていて、様々なユーザーに「遊ぶ機会」を提供する工夫はしてましたね(字の違いが言いたいところです)。
等価を法的に近い形で禁止しない限り、等価の店はなくなりません。
そのような状況の中で、等価じゃない店舗もお客様に認められるには、機械スペックとして「等価であろうがなかろうが、勝負する意味がある」という機械がなくちゃ出来ない。
そうでなきゃ、エンドユーザーはついてこないでしょう。
スペック違いを出すと言っても、メーカーのスペック・ゲージって、結局は等価営業しか考えていないんですよね。
1円貸0.6円交換(この際4円貸2.5円交換でもいいです)を想定してのホール粗利を想定した機種・スペック違いを開発する気概のあるメーカーはないものですかね!?
まぁ機種のスペックに求めるのにも理由がありまして。北海道は全国で初めて調整の件で風適法の事由を問われてしまった地域です。
でもね。どう考えても昨今近の釘の虐め方は異常でしたよ。
異常だったんです。
そう調整しないと「自チェーン・自店舗が望む利益に到達しない」って理由で、んなもん所轄もエンドユーザーも「(お前の事情なんか)知ったこっちゃない! 遊技が遊技として成り立たないのは、許されない!」となるのを分かっていても踏み込んでしまった。
そう推測しています。
当該チェーンは歴史も長く、本州各地で2.5円が多かった時期も知っているチェーンです。
でも、この結果に陥った。
各店舗の考え方があってのことです。お店vsユーザーがいい感じで拮抗する機械があっても、使うのはお店。
店の矜持が会ってのことです。
でも僕は、台スペックの不備が店舗営業の幅を狭めていると考えています。

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