「このエヴァは甘デジだと思って打っていた。甘デジで2万円突っ込んで1回もかからないとはどういうことだ! いくらかでも補償しろ」
甘デジだと思って打っていたCRエヴァンゲリヲン8は1/319。
「甘デジじゃないのなら、ちゃんと書いとけ!」
ホールによっては甘デジ、ライト、ミドル、MAXとコーナー表示すると共に、台毎に確率を表記しているが、このホールではそういう表示物はなかった。
その客が2万円もつぎ込んだか、カメラで確認したが、そこまでつぎ込んでいる様子はなかった。
明らかに言いがかりだ。
こういう場合、ホールも毅然とした態度を取らなければならない。お客をなだめすかして、何とか帰したが、店長はここでふと思った。
甘デジの場合、機種によっては写真のようにセル版に大当たり確率をデカデカと印刷して甘い機械であることをアピールしている。

ところがMAX機など確率が辛い機種は、盤面の隅っこに小さくて見えないぐらいの大きさで印刷している。
確率が甘いということは、アピールポイントになるので、大きくなるが、確率が辛い機種は、出玉は多いが、当たりにくいことはアピールポイントにはならない。
今回のお客とのトラブルを受けて当該店長はメーカーにこう要望する。
「ホールが幕板の上に機種説明を張り出さなくてもいいように、すべての機種に大きく大当たりを印刷して欲しい。そうすれば、今回のような憂さ晴らしするようなお客さんとのトラブルも未然に防げる」
う~ん。
この程度でメーカーが動くとも思わないが、それこそ、液晶画面がスリープモードに入った時に、画面に大当たり確率や継続率をスクロールで流すようにすればいいのではないか?
ホールのメッセージも流せるぐらいだから、まったく難しい技術でもない。
後は、メーカーがこのヒントを商品化するかどうかだけ。
いつやるの?
今でしょう。
早くやらないと、これももうすぐ死語になってしまう。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。