パチンコ日報

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業界の救世主とは何か?その2 業界人への質問

前回までの寄稿に対して、大勢様からのコメントをありがたく頂戴いたしました。心より御礼申し上げます。



コメントやメール等の反応を拝読していますと、次の事を感じました。

それは、私は「4円甘デジ」で「4円パチンコの再生」を訴えたくて寄稿をしました。



そうすると、読み手側の皆様の反応は、



1.4円甘デジの稼働を上げる方法

2.4円甘デジで4円パチンコの未来を救う方法



この2点の要点を目的とした寄稿だと受けたられたようです。



先日の寄稿の題名は「4円甘デジを意識することが業界を救う」「業界の救世主は何か?・・・その1」ですから、4円甘デジで稼働を上げる方法では無いのです。



とは言いましても、1についてと2については共通項もありますので、一部その点にも触れながら、今回の寄稿を大幅に手直しをしましたので、引き続き御高覧頂ければ幸いです。



また、大幅な手直しの結果、その3か4まで展開することになりました。



本題に入ります前に、ひと言お伝え申し上げます。

コメントやメールその他で誤解をされておる読者様がいる為です。



・「誰でも書ける大した内容ではない」

・「4円甘デジについては、数年前に業界で話が出ているので、何を今更、記事にするのか。そして反応があるのか不思議」



この様な声が一部にあります。



誰にも書ける内容かも知れませんが、一般のお客様もご高覧されるブログですから、少しでもご理解いただける内容を心がけております。



4円甘デジの話が業界で出たかどうかは、一般のお客様には分かりませんよね。



また、数年前に4円甘デジの話が業界で出たとしても、私の具体的な意見は、まだ全て書いてないのですから、そのご指摘は的を射てません。



私は今回寄稿をしても何の得もない、これが本音です。

ならば、なぜ寄稿をするのか?



個人的に思う業界への想いがあるからです。

その一つを書くとこうなります。



世間様から風当たりの強いパチンコ業界ですが、特にホール業界人に言いたいのは、「ホール業界は、異業種の業界に比べると、人間には暖かい業界」と言える事です。



分かりやすい例として、シングルマザーが働くとき、他の業界よりも勤務時間の制約が緩い(暖かい)ケースも多く、それを承知で採用してくれるケースがある。



中学卒業が最終学歴でも、正社員として採用してくれるホールもある。頑張れば中卒でも営業本部長になれる業界。



世間から異質に見られて差別される面もあるからこそ、中の人間(ホール業界人)同士優しくなれる。



時給も他の業種に比べ100円以上高い。



私は仕事の関係で、小売業や製造業・販売業等の業界を知っていますが、弱い者への優しさは、ホール業界が一番だと思っています。



以前、障害をもつ子供がいるシングルマザーの契約社員が在籍していたホールが、店を畳んだ事がありました。



その後のこのお母さんは、他の仕事を探す事になるのですが、「あのホールの良さが、店が無くなって本当に理解できた」と言っていました。



都内のホールに勤務するあるシングルマザーAさんは、子供の急病や学校関係で仕事を休まなくてはならない時、本当に勤務先は良くしてくれると思い、既に5年も勤務しているのです。



Aさんのお友達のシングルマザーは、飲食業で日中働いていますが、Aさんのような対応(暖かさ)は受けていないと言います。



ホール企業にお勤めの人に言いたいのは、世間様の逆風が強い業界ですが、他の業界よりも暖かい精神が宿る業界であると思って下さい。



そのルーツは数十年前からあります。



私が現役の頃もありましたが、ワケアリ夫婦を採用して、その日から食事や部屋を提供してくれる業界なのです。



学歴がなくて、3K的なアルバイトしか仕事を得られないでいた人が、ホールでアルバイトを始め、そして正社員になり、副主任になり、主任や店長にもなって、年収500万円~700万円を得ている人も大勢います。



2010年のタクシー運転手の平均年収は約280万円ですから、これを考えてもホール業界には良い面が沢山あります。



私は、こうした人たちの職場が、将来無くならない為の手助けをしたいと思い、寄稿をしているつもりです。(綺麗事に聞こえる反元店長思想の皆さんは、私の寄稿を読む必要もないですしコメントもする必要も無いでしょう)



業績がまあまあのホール関係者は、業績不振のホール関係者の気持ちは分からないと思います。



将来、ホール業界の大半が業績不振になる可能性だってあるのです。



郊外や地方の業績不振のホールの中には、大手・準大手のホールも出てきています。それだけこの業界の沈みは深刻ではないでしょうか?



大都市部で有名なホール企業は、4号機時代やMAX全盛時代に、イベントで煽りまくりなが業績を伸ばし、新台入れ替えを頻繁に行いました。



そのホール、ここ数年閉店店舗がポツポツ出てきて、一等地のホールなのに業績が悪い店舗も出てきています。



店長クラスは皆、大卒だそうですが、一流の頭脳を持った集団でも、今の現状に対応するノウハウが無いというケースなのです。



大手ホールで活躍した店長が、弱小や中堅ホールに転職するケースは、過去に頻繁にありました。



しかし成功している人はわずかです。



大手出身者の場合、会社の資金力やノウハウに支えられていたケースを自己の能力と勘違いして転職するケースもあり、その場合、稼働不振で資金力の乏しいホールでは能力不足でダメだったと言う、会社側や転職者側、両者が不幸になるケースも散見されます。



ある人材会社では、大手ホール出身の店長でもほとんど需要が無いと言います。



今の時代は、弱小ホール企業で成績を上げた実績のある店長を欲しがる企業もあるとか。



資金力に支えられて稼働を上げても、そのノウハウは弱小では通用しないケースもあると言う事です。



話はそれました。



次回その3では、間違いなく核心を書きます。



その前に、今回は下記の質問を業界人にして締めたいと思います。



☆業界人の皆様に質問します。



Q1 ・過去3年間で、個人的に、パチンコ未経験者にパチンコ遊技を経験させた人数は何人ですか? 



Q2 ・過去3年間で、4円パチンコ遊技を何人に勧めましたか?




この質問を受けた業界人の皆様は、どう感じますか?



この質問を受けただけでも、業界の未来を暗く感じませんか?



そして4円パチンコ再生について意見を述べている業界人は、その意見や方法に自信を持って発言をしていますか?



上記質問の業界人の答えがすべてを物語る、これこそ業界再生の「キーワード」です。



※業界人がパチンコを勧めろ、と言う単純な話ではありませんので誤解無きようお願いします。



つづく







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大手が低玉営業、ハネモノ導入の流れを作れば業界が変わる

ハンドルネーム業界人さんから、業界特性を突いた提案が寄せられた。業界はよければすぐに右に倣え。その流れを作るのが大手で、大手が低玉の流れを作ることが必要だという。



以下本文



4円と1円を飲食店に置き換えてみましょう。



あるお店は最高の設備で最高級の食材を使用し、1食40,000円で料理を提供しています。



食材には36,000円を使っています。



1食の利益は4,000円利益率は10%です。

今日のお客様は3名で売上120,000円。利益は12,000円でした。



ある立ち食いそば屋では麺やスープ具材に、150円掛けてお客様には300円で提供しています。



1食の利益は50%です。



今日のお客様は80人で売上24,000円。利益は12,000円でした。



光熱費等は計算に入っていませんが…



業界全ての人ではないですが、高級店は優良店、立ち食いそば屋はぼったくり店と位置づけているような気がします。



しかし、現況から支持されているのは、立ち食いそば屋ではないでしょうか?



そば屋なら毎日行けます。それが現状の4円と1円ではないでしょうか?



机上の数値管理だけでは見えないユーザーの声があります。業界全体がもう少しお客様目線から見つめてみるのも良いかもしれません。



交換率も良く議題に上がりますが、私は等価反対派です。



出玉率100%を切る営業というのは、長期的に見れば一時的には球が出ても、打てば打つほど球は無くなっていきます。減らす・削る作業が基本になります。



最終的に球が無くなるというシステムですから、必然的にお客様は出たら即辞めるということになります。それはお客様の滞在時間を伸ばすという目的とは掛け離れています。



最近はマイクパフォーマンス・煽りマイク等は姿を消しましたが、パチンコは粘りと頑張り…



それは100%以上での営業が成り立っていた(低交換率)からこそ当てはまる台詞です。



この業界は大手がやって成功すれば右に倣え。みんなで渡れば怖くない的な部分が多いです(自分もなかなか脱却出来ないでいます)。



羽物復活と言う話が最近出ておりますが、大手が羽物を導入して成功事例が出始めれば、他店舗への羽物導入は一気に加速すると思います。



大手が低交換率に移行し、成功事例が出始めれば、コンサルが騒ぎホールも一気にその方向へ進むと考えます。







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4円にシフトさせることに模索中

ホール企業の規模が大きくなれば、なるほど今の1円が主流になる現状を打破しなければならないと考えている。



一時は1円でのビジネスモデルを構築することも検討したが、シミュレーションした結果、無理だった。



1円ですら、回らなくなってきたことで飛び始めている。



事業計画は4円を主体にしてきた。



売り上げがこれ以上減少することに歯止めをかけるためにも、1円から4円にシフトするための方策も検討中だ。



1000円スタートで何回回したら4円を打つか、アンケートも取った。



その結果、4円で回すためには、現在の等価交換を止めるしかないことも見えてきた。



先日、業界を救うためには40個、8枚交換に戻すぐらいの大きな変化が必要だと書いたが、ユーザーからは否定的な意見が大半だった。



・機械が等価交換仕様になっている。



・換金した時に大幅に金額が少なくなる。



・回さなければ40個にしても結果は同じ。



主だった理由はこんなところだった。



組織が小さいうちは小回りが効くが、でかくなりすぎるとそう簡単には営業方法を変更することもできない。



大手ホールで現役店長として働いているAさん(35)は、転職を考え、業界外のあるメーカーの営業職の面接試験を受けた。



志望理由を次のように述べた。



「今の会社の給料や福利厚生に不満はない。定年までの後30年を考えた場合、業績が落ちた場合、降格されることもあり、安心して働けない。御社のように将来性があって、独自の技術を持っている会社で働きたい」



大学の新卒でそのホール企業に就職して13年になる。



社長からナゼ、パチンコ業界に就職したのか、と聞かれた。



学生の時は遊んでばかりで、まともに就職活動もやっていなかった。受け皿となったのがホール企業だった。



「出世するために会社では一生懸命働いてきたが、ここに来て疑問に感じるようになりました。同僚もどんどん辞めています」と本音が漏れてきた。



急速に進む客離れに不安を感じていることが転職する大きな理由だった。



社長は現在の給料を聞いた。



年収で700万円を切るぐらいだった。



この会社に入っても平社員からのスタートなので、年収ベースで200万円以上は下がることを告げた。



「それは承知の上です。それでも一生懸命働きたい」とアピールした。



社長の人物評は「よく教育されて、統括力はある」と感じた。



採用するかどうかの結果は聞いていないが、このエントリーでいいたいことは、客ばかりでなく、有能な社員まで業界に見切りをつけようとしていることだ。



このまま、現在の営業方法を続けていたら、衰退する時期が早まるだけだ。



大手しか残らない、という見方もあるが、優秀な人材が企業を支えなければ、大手といえども安泰ではない。



残った人材がイエスマンだけでは、企業にも展望が展望が持てない。



その前に希望が持てる業界にすることが先決問題だ。



面接の後日談。



結局、その社長はAさんを採用しなかった。



理由は一般常識があまりにも欠けていたことだ。



ビジネス文章も書けなかった。今から新人教育するような時間をかけられない、と判断した。









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物語営業チラシの具体例その14

■1月26日【土】折込





イメージチラシ



B4両面

20000部



エアポート開店以来、初の『イメージチラシ【カラチラシ】』をまいてみました。



1月と2月は新台入替を月1度しかやらないため、お客さんにアピールする間隔があくのもイヤだなぁ、と思いまして。



また、今までイメージチラシを打ったことのないお店がやるとどうなるのか? アリなのか?という検証もしてみたかったですしね。



今回のチラシのテーマは『エアポートに一度も来たことがない方に対してアピールする』です。



エアポートのさわやか&健全イメージが伝わるように心がけました。



▼オモテ面



ipadで撮影した店舗画像に青空と白抜き文字を組み合わせ、さわやかな感じに仕上げました。


『9時開店!』を強調した仕上げになってますが、通常通りの開店時間です。



ただ…



逆さまにすると『6』に見えますね。



偶然ですよ。偶然。ホントに。



このチラシやポスターを逆さまにしてホールに掲示すれば…



もれなく始末書です(笑)



▼ウラ面



こちらもさわやかテイストで。



低玉アピールはあまりしたくないんですが、エアポートの特徴としてわかりやすく、かつ、来店した時に高稼働をみせつけやすいコーナーはやはり低玉なので、低玉メインでアピールする事に。



『一度遊びに来ませんか?



エアポートは、じつは静岡で一番低い貸玉料金コーナーが大量にあるお店です。



0.5円パチンコ108台。2円スロット32台。

4円パチンコ72台。

20円スロット96台。

合計308台のお店です』



では、結果発表です







【ホールコン人数】



10時 94人

11時 108人

12時 115人

13時 128人

14時 139人

15時 150人

16時 145人

17時 123人

18時 120人

19時 118人

20時 122人

21時 105人

22時 45人





ピーク

14:46頃 159人



合計人数 1467人





うん!上出来ですね。



新台入替時並の稼働推移になりました。



4円パチンコだけ伸びてないですが、4円パチンコだけ今回にあわせた仕掛けをしていないのが理由ですね。



まだ機種構成が整ってないので、仕掛けられるのは半年先くらいにはなりそうですが。





以上の結果から、今回のイメージチラシは



『アリ!』





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業界人も考える4円再生

業界関係者からも4円再生の建設的な意見が届いた。まず、ハンドルネーム業界人さんは、サラリーマンが3000円単位で遊べることが必要だという。



以下本文





4円の甘が業界を救うという意味ではない。



ただ、現況の機種では甘デジが他のスペック機種に比べ幾分は現状に適しているのではないか?と聞こえます。



しかし、甘と一言で言っても現在の甘デジはMAX機のスモール版であり、通常の当たりだけでは勝つことはおろか、遊ぶことすら出来ないのが現状。



針の穴に糸を通す様な確率で条件をクリアした場合のみMAXやミドルに劣らないような出玉がある。



通常の当たりでは下皿にちょろちょろ…



以前ドルフィンダイブと言う海タイプの機種の甘がありましたが、確変継続率46%出玉は約500個。



一見これでは勝てないと思いますが、確変の継続によっては$箱2箱くらいは出ましたし、寿命の長かった海SAEや冬ソナ2の甘も15Rもなく、継続率も60%程度でした。



一撃は無くてもそこそこの出玉は見込め、破格の負けも少なかったことや当たれば単発でも500個確変が2回続けば初回も含め1500個など、非常にわかり易かった事などが寿命に繋がったのではないでしょうか?



事実、海でもプレミアなど一撃性を持たせた台は短命に終わっています。



1人が10万勝って、9人が1万数千円負ける。



店全体にそんな台が溢れかえっている現状では改善は無理です。



業界歴の長い方は記憶にあると思いますが、以前はフィーバー機の台数に店舗全体の30%などの規制がありました。



残りは羽根物やチューリップ台や一般電役機。



一台打ち止めにして5~6千円の勝負。勝っても負けても1万円以下です。

もちろん一勝負(万単位の勝ち負け)の台もあっても良いと思います。



部門別に自分の経済状況に適したユーザーが存在し、それぞれの部門の設置比率等のバランスが良かったのではないでしょうか?



資金が無くなりそうだけど、もう少し遊びたい。



そんなユーザーの救済的な立ち位置に、甘デジや羽物が存在します。その最後の砦まで(前に戻りますが)針の穴に…のような機械のミニスペックではあってはならないと思います。



4円甘と限定するのではなく、その立ち位置(役割)を果たす部門を見直す必要が急務だと私は考えました。



サラリーマンや1円のお客様の笑顔が見えるのは3千円位で遊ぶことが出来て、何回か当たりを体験し、少しでも交換出来た時です。



ここに再生のヒントがあるのではないでしょうか?



続いて、ハンドルネーム「元釘店」さんのご意見。



私も業界に17年あまり従事していた、元業界人です。



私の考える「パチンコ業界再生」は、4円のみ甘デジMAX・ミドルは1円パチンコでの運用です。



換金差益を見込める交換率33~28個/100円と1円は0.75円~0.87円程度の幅での運営です。



メーカーは3円S6回で出玉率100%の機種を開発する。無駄に回せるなどの辛いスペックは不要。



恐らく、稼働は一時的に落ちると思います。しかし、長い目で見れば機械代のサイクルは今よりも長く、むしろ、現状よりも増えて来るのではないでしょうか?



今まで程に1ヶ月を振り返ると負け額が、大幅に減る事や、新規で来店されたお客が当りを体感する可能性が大幅に上がること。



パチンコに、若者が飛びつきやすくなる点が大きい。



将来の事を考えると、若者を取り込んで営業をしていかないと、この先参加人口は減る一方ではないでしょうか?



今のパチンコを段階の世代の人に1から理解して頂くのは難しいと思います。



無料パチンコなどをして、お年寄りの新規の獲得よりも、現状のお年寄り客を大切にし、若者の取り込みをすることが大切。



今の若者に、パチンコをゲームセンターの延長だとまた、パチンコが暴利を貪る業種と言うイメージ、ギャンブルのパチンコのイメージ払拭が若者を取り込む鍵になると思います。



今の様に4円貸し玉で、30分もすると1万円が溶ける様な異常な状況からの脱却を今すぐに考える必要があると思います。







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