以下本文
4円と1円を飲食店に置き換えてみましょう。
あるお店は最高の設備で最高級の食材を使用し、1食40,000円で料理を提供しています。
食材には36,000円を使っています。
1食の利益は4,000円利益率は10%です。
今日のお客様は3名で売上120,000円。利益は12,000円でした。
ある立ち食いそば屋では麺やスープ具材に、150円掛けてお客様には300円で提供しています。
1食の利益は50%です。
今日のお客様は80人で売上24,000円。利益は12,000円でした。
光熱費等は計算に入っていませんが…
業界全ての人ではないですが、高級店は優良店、立ち食いそば屋はぼったくり店と位置づけているような気がします。
しかし、現況から支持されているのは、立ち食いそば屋ではないでしょうか?
そば屋なら毎日行けます。それが現状の4円と1円ではないでしょうか?
机上の数値管理だけでは見えないユーザーの声があります。業界全体がもう少しお客様目線から見つめてみるのも良いかもしれません。
交換率も良く議題に上がりますが、私は等価反対派です。
出玉率100%を切る営業というのは、長期的に見れば一時的には球が出ても、打てば打つほど球は無くなっていきます。減らす・削る作業が基本になります。
最終的に球が無くなるというシステムですから、必然的にお客様は出たら即辞めるということになります。それはお客様の滞在時間を伸ばすという目的とは掛け離れています。
最近はマイクパフォーマンス・煽りマイク等は姿を消しましたが、パチンコは粘りと頑張り…
それは100%以上での営業が成り立っていた(低交換率)からこそ当てはまる台詞です。
この業界は大手がやって成功すれば右に倣え。みんなで渡れば怖くない的な部分が多いです(自分もなかなか脱却出来ないでいます)。
羽物復活と言う話が最近出ておりますが、大手が羽物を導入して成功事例が出始めれば、他店舗への羽物導入は一気に加速すると思います。
大手が低交換率に移行し、成功事例が出始めれば、コンサルが騒ぎホールも一気にその方向へ進むと考えます。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。