パチンコ日報

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4円にシフトさせることに模索中

ホール企業の規模が大きくなれば、なるほど今の1円が主流になる現状を打破しなければならないと考えている。



一時は1円でのビジネスモデルを構築することも検討したが、シミュレーションした結果、無理だった。



1円ですら、回らなくなってきたことで飛び始めている。



事業計画は4円を主体にしてきた。



売り上げがこれ以上減少することに歯止めをかけるためにも、1円から4円にシフトするための方策も検討中だ。



1000円スタートで何回回したら4円を打つか、アンケートも取った。



その結果、4円で回すためには、現在の等価交換を止めるしかないことも見えてきた。



先日、業界を救うためには40個、8枚交換に戻すぐらいの大きな変化が必要だと書いたが、ユーザーからは否定的な意見が大半だった。



・機械が等価交換仕様になっている。



・換金した時に大幅に金額が少なくなる。



・回さなければ40個にしても結果は同じ。



主だった理由はこんなところだった。



組織が小さいうちは小回りが効くが、でかくなりすぎるとそう簡単には営業方法を変更することもできない。



大手ホールで現役店長として働いているAさん(35)は、転職を考え、業界外のあるメーカーの営業職の面接試験を受けた。



志望理由を次のように述べた。



「今の会社の給料や福利厚生に不満はない。定年までの後30年を考えた場合、業績が落ちた場合、降格されることもあり、安心して働けない。御社のように将来性があって、独自の技術を持っている会社で働きたい」



大学の新卒でそのホール企業に就職して13年になる。



社長からナゼ、パチンコ業界に就職したのか、と聞かれた。



学生の時は遊んでばかりで、まともに就職活動もやっていなかった。受け皿となったのがホール企業だった。



「出世するために会社では一生懸命働いてきたが、ここに来て疑問に感じるようになりました。同僚もどんどん辞めています」と本音が漏れてきた。



急速に進む客離れに不安を感じていることが転職する大きな理由だった。



社長は現在の給料を聞いた。



年収で700万円を切るぐらいだった。



この会社に入っても平社員からのスタートなので、年収ベースで200万円以上は下がることを告げた。



「それは承知の上です。それでも一生懸命働きたい」とアピールした。



社長の人物評は「よく教育されて、統括力はある」と感じた。



採用するかどうかの結果は聞いていないが、このエントリーでいいたいことは、客ばかりでなく、有能な社員まで業界に見切りをつけようとしていることだ。



このまま、現在の営業方法を続けていたら、衰退する時期が早まるだけだ。



大手しか残らない、という見方もあるが、優秀な人材が企業を支えなければ、大手といえども安泰ではない。



残った人材がイエスマンだけでは、企業にも展望が展望が持てない。



その前に希望が持てる業界にすることが先決問題だ。



面接の後日談。



結局、その社長はAさんを採用しなかった。



理由は一般常識があまりにも欠けていたことだ。



ビジネス文章も書けなかった。今から新人教育するような時間をかけられない、と判断した。









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