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ダーティでハードな業界ほど、本気で取り組んだときの成長は大きい。
業界人の思い描く『まごころ接客スタッフのビジョン』は客観的に見て良いと思う。
スタッフを『作業の最適化』以外の方向で育ててくれるようなバイト先はそんなにない、なかでも『まごころ』育成なんて最高です。
『気付き力』と『想像力』と『対話力』を鍛えるってことですからね。
教授に聞いてみたい、他にこんなこと言ってる業界ありますか?
でも良いのはビジョンだけでした(笑)
『まごころ』なんてハイエンドなものを形だけ真似しようとしてもねぇ。
最大の問題点は、業界人の言う「まごころ接客」が今スタッフの中で「作業」化していることかと思います。
不正防止のためだから……なんて理由でやめた台を即座に開けてメダル抜き、やめた人が見たら嫌な気分になりますよね。横で打ってる人がいてもお構い無しです。
メダル抜きの音もそうだけど、ドアオープンエラーの音ってうるさいですよね?
打ってる途中にも関わらず、サンドから現金回収、不快ですよね。音は静かでもメダルより生々しいですし。
上の作業はそのまま「客の負け分」をオープンにする行為です。客の目の前でお得意の「ニコニコ笑顔」でやって良い作業でもなし、申し訳なさそうな顔でもしてりゃ許せるかもしれませんがルーティンも良いとこで、無表情or仏頂面以外を見たことありません。
台の効果音が聞こえなくなるほどの爆音環境音楽+マイクアピール。
また来たくなる環境が聞いて呆れるレベル。
現状多くのホールで見られる『スタッフがとびきりの笑顔でご挨拶』はそのほとんどがグロテスクです。他の要素とのギャップが激しすぎて恐怖すら感じる。
今ホールはまごころ接客ってものを勘違いしている。
あらゆる接客行為からスタッフの「思い」ってもんは透けて見えるんですよ。
その思いが客への好意や敬意、愛だったときに、「ただの接客がまごころ接客になる」んですよ。
本気でまごころ接客をやりたいなら、まずはスタッフの客に対する『好意、敬意、誠意』を育てなさい。
非人間的な接客では教授の言うようになんの成長も見込めませんよ。
でもホールが心からの接客を実現させるなら、教授がなんと言おうと人間的な成長はある、と言い切れますね。
まぁ、スタッフのまごころが本物になったところで、店にまごころがないのは釘を見りゃ分かるんですけどね(笑)

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